あるBOX(改)

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錦織圭、日本人初のグランドスラム準優勝

2014年09月09日 | 生活
9月8日、アメリカのニューヨークで行われたテニス全米オープンの男子決勝戦。
日本人として始めてグランドスラム決勝に進出した錦織圭は、クロアチアの
リチッチに「3-6, 3-6, 3-6」のストレートで敗れ、日本人初の世界四大
大会での優勝という歴史的“超”快挙を逃した。

しかし、準決勝進出だけでも「日本勢96年ぶりベスト4」なんだから
もう、それだけでも気の遠くなるような快挙だ。

それ以前の熊谷一弥さんなんて伝説的な存在でしょうし、今後同じ事が
出来る日本選手が現われるかどうかも分からない。
※ネガティブなコト言ってスイマセン・・・

オリンピックでも「銅メダリストには安堵が、銀メダリストには悔しさが残る」
~と言われるが、錦織にも日本のファンにも「銀メダリスト的」感情が
去来している・・・・そんな印象だ。

この試合、錦織とチリッチは8度目の対戦。
試合前は優位とも言われたが、今回の結果を受けて対戦成績は5勝3敗となった。

正直、準決勝で有名選手フェデラー戦に勝ったチリッチの勢いは怖かった。
錦織の心理面を考えると、ファデラーと対戦した方が「挑戦する形」となって
良い影響あったかも・・・なんて思わされた。

まぁ、私自身テニスを良く見てるワケじゃないし、今回の試合も観て無いから
報じられた記事からしか判断できないが。

この試合、錦織は序盤から体が硬かった模様。
今までなかったストローク・ミスや、ファーストサービスの調子が上がらず。
一方、チリッチは準決勝の勢いを駆って持ち味のサービスが絶好調。

徐々に調子を取り戻した錦織なれど、やはりチリッチは強烈なサービスと
ストロークで圧倒。
錦織は1セットもチリッチから奪えずに敗戦・・・という展開だったそうな。

それでも準決勝では、グランドスラムで7度の優勝を誇り世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)を「6-4, 1-6, 7-6 (7-4), 6-3」で破った錦織圭。

師事するマイケル・チャン氏に精神面から鍛えられ、今大会でも長いゲームを
粘り勝つ試合が多かっただけに、錦織がコンスタントにグランドクロスで
上位に残る可能性は高まった。

24才と若い錦織だが、
持久力・スピード・動体視力を要求されるテニス競技だけに、ピークは
長くないかも知れない。

ここ1~2年が勝負かも。
言うまでもなく、決勝のコートに立った事は大きな経験と自信に
なったでしょう。

テニスファンは大きく夢が広がりましたねぇ。