あるBOX(改)

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ロベルト・デュランを彩った人々(2)「カルロス・エレタ氏」

2014年09月23日 | ボクシング
カルロス・エレタ氏は、資産もたっぷり残され
結局悠々自適の晩年送られたでしょうね。

ご本人は2013年の1月16日、パナマシティで亡くなっておいでです。
94歳。最後までデュランを気にかけ、「彼が生活に困るとか、そういう事は
絶対にない。そこは私がサポートするから」とも仰ったとの事。
※最晩年の写真では、デュランと旧交を温める光景もありました。

本名は、Carlos Eleta Almaran。



なんと、ラテン音楽のスタンダード・ナンバー「Historia de un amor」の
作者でもあるそうな。

「ある恋の物語」の邦題でもカバーされた同曲は、1955年にエレタ氏が
“趣味”で作った曲とかで。
1956年には、同名の映画の挿入歌となり、トリオ・ロス・パンチョスが
取り上げたヴァージョンは世界的にヒット。



各国でカヴァーされ、フリオ・イグレシアスやアイ・ジョージ、ザ・ピーナッツ、
八代亜紀、布施明、小野リサ、稲垣潤一も歌っている。(スゲェな)

なんと、1959年度NHK紅白歌合戦でも歌われているっていうんだから
日本の芸能界では、「R・デュランのマネージャー」というよりも
「Historia de un amor」の作者=カルロス・エレータ・アルマラン氏の方が
通り良いかも知れませんね。

今更ながら・・・ですが
カルロス・エレタ氏の御冥福を御祈り致します。