・開演前の説明
「本日の公演は録音されるので、演奏中の拍手や
声援はご遠慮ください」
組曲形式とは言え、印象的なフレーズが終わって静寂
・・となると思わず拍手したくなった。
拍手の合図は「指揮者が客席を向いて礼をしたら」。
おかげさまで何とか場を乱さずに済んだ。
・俊幸先生コメント
「ハードロックのドラマー」と言ってたと思うが
聞き間違ってたらスイマセン。
※最近聞き取り能力に自信ないのよ・・・
ただ、時代を考えると充分ありえる・・・と。
ハードロック・ドラムとジャズ・ドラムって関連ないかと
思いきや、結構「尊敬するドラマ、影響受けたドラマー」で
ジャズの人を上げるHRドラマー多かったのよね。
(特に60年代後半~70年代初頭の人)
イアン・ペイスなんてプレイにも現れてたし。
あと、俊幸先生が音楽の仕事でスペインに行った時、
現地の40歳代男性ほほ全員がマジンガーZの主題歌を
スペイン語で歌えた・・・てエピソードにも感激。
・本編演奏
『マジンガー』の後は
『大鉄人17』組曲
『スパイダーマン』組曲
『太陽戦隊サンバルカン』組曲
『宇宙刑事ギャバン』組曲
アンコール
『宇宙刑事レーザーブレードのテーマ×3』
ホーンが少し大人しく感じられる曲もあったが、
大鉄人ワンセブンは、あえて弦楽器を減らし少人数で演奏。
ここはホーン音が天に届かんばかりに鳴り響いた。
終始ティンパニ大活躍。
曲によってオルガンやシンセも効果音を響かせる。
コンガやボンゴの活躍も素晴らしい。
小物も含め打楽器揃い踏みなシーンにはワクワクした。
ベースや弦楽器の中低域サウンドも音に厚みを出していた。
所謂TVサイズの音は、そこらが絞られて寂しかったから。
別の意味で弦楽器を削ったのはサウンドを研ぎ澄ます結果に
なったように宙名先生は語られたが、元のレコーディング
音源があるのならリミックスして主題歌集を出して欲しい
くらいだ。
・プログラム
終演には・・・間に合ってました!出口で受け取れた。
中身は今回の演奏データや、これまでのアニメや特撮以前の
資料などなど。日活、新東宝、東映映画の劇伴についての
インタビューや解説あり。全仕事リストは圧巻・・・。
※画像は入り口脇に立っていた日活関係のパネルです
パンフの背表紙には、なんと第2回、第3回の予定が!
※次はキカイダーなど代表曲の演奏だ!
この公演実現に尽力された方々、関係者さま、同じ空間を
共有しマジンガーを合唱した同士たちに感謝!
同じ場所にこそ居なくとも宙明先生を尊敬し宙名サウンドを
愛する同士にも!
そして、なによりも渡辺宙明先生。
先生の曲と音楽に、僕は何度も何度も励まされ、勇気を
貰いました。
ただただ、感謝の気持ちしかありません!
本当に有難うございます!!
公演中、客席でオーケストラの演奏を見つめる先生に向かい
心のなかで何度も感謝の念を送りましたが
当ブログでも再度感謝を述べさせて頂きたいと思います!