あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「週刊少年ジャンプ」2016年44号(感想その2)

2016年10月09日 | 漫画
「鬼滅の刃」

母鬼の余韻あり、ホッとしました。
回想の中で父鬼が登場。やっぱりDV夫だった。



炭治郎に「気を付けて、この山には十二鬼がいる」と
言い残して崩れていく母鬼。

イノシシ男と炭治郎、「やったか!?」と聞かれて肯く。
伊之助の身体を見て「ひどい怪我だ…」と呟く炭治郎。
「オレに細やかな気遣いするんじゃない」と毒づく伊之助。
ホワホワを嫌いつつ、仲良くなってる感じがする。

一方、善逸は勇気を振り絞って後を追ったが炭治郎らと会えず
ヤケ気味。さらに人面蜘蛛と遭遇してパニックに。

 



マジでキモい人面蜘蛛、宙に吊られた家屋から出てきたのは
息子蜘蛛。「逃げても無駄」「お前はもう負けている」と、
北斗の拳みたいなセリフを吐く。

この時すでに善逸は手を毒蜘蛛に刺されていた。
時間を経て相手の言いなりになる人間蜘蛛へ変わるという。
ピンチは続く。捲くし立てるようなセリフと同様に・・・。



「レッドスプライト」

乗り込んどいて「停戦」を提案するタツが良い。
尋常ない戦闘力の相手が侵入した事による甚大な被害を相手艦長が
覚悟したところだけに尚更よい。
指揮官のブリストルは拒否。「家畜が対等に話す事は許されない」。

そして対雷髄人間の電流兵器。
電流が勝手に雷髄人間に引き寄せられて直撃するというアイテム。
モロに食らうタツだが、直前に敵艦長を突き飛ばしているところが
またカッコいい。
※相手が女性艦長だけに尚更だ

「脱走しようとした雷髄人間の数々をこれで・・・」と言われてタツの
表情に怒りが・・・。
同時に敵艦長が「相手は電力を吸収して・・・!」と叫んだトコロで
逆襲の電気衝撃波を指揮官に飛ばして勝利。バビル2世か!

指揮官のアイテム2つを戦利品としてGET。ワインと剣。
そして交渉決裂として敵艦を落とす。物理的に。海へ。
「泳げ」ってのが、なかなか厳しい。

帰還したタツを大将って呼んで出迎える乗員。
モノは「タツー」としがみ付く。ヤバイ、可愛い。
・・・というか、まだ性別不明じゃないかモノ。
まぁ、どっちでもイイけど。カワイイから。

戦利品のワインを「飲みたがっていただろ」とフォールに
勧めるも「あなたこそ」と最初の一杯を譲って貰い、一気に
あおった子供大将だが。



「ブーッ」と吐出し「にがー!!」「もっと甘いじゃ・・・」と、
一気にポンコツ化。
「船が揺れてるー」と大騒ぎし、モノが心配してオロオロ…
ってのは、ある意味で定番。

そんなレッドスプライトを見上げる敵艦長。



海に浮かぶ仲間の生存を確認し、タツの名を呟く。
因縁の誕生か?でも、なかなか魅力的な敵です。


「食戟のソーマ」
審査員登場。15歳と15歳、そしてアリスパパ。
しかし幼い15歳だなぁ。ロリじゃないかよ。
ロリに美味いもん食わせて半裸か?出来るのか?  

しかし2人はソーマ+葉山へのイケメンチェック。
ソーマは“やぼったい”と低評価。葉山へは…。
アリスパパは厳格なメガネキャラだがバカ親と判明。
料理対決に入るも、なんと2人とも揚げ物!熊肉揚げ。



そして一方、田所ちゃん&タクミくんの相手が判明。
「りんどー先輩だよ」と自ら登場。
ナンバー2登場に凍りつく田所ちゃん。サド的な笑みを浮かべる先輩。
ああ、心配だ。でもドキドキ、ワクワク…。


「ラブラッシュ!」
シズクちゃんの件は一段落。しかし次は犬(狼)娘…。
レイジの最強遺伝子に反応しない犬娘。狼の血を引いた名家のお嬢様で
父の指示で勢力拡大のためレイジに近付く。
レイジの貞操の危機を感じたココロはシズクを連れて犬娘の屋敷へ。
さぁ、「キスは婚約のしるし」設定の中、レイジの唇は無事で済むのか?



「火ノ丸相撲」
天王寺組と準決勝。相手は完全にダチ高より格上。展開次第じゃ最終決戦の
顔合わせ。
先鋒は大関主将と合気道のコ。端正な童顔だが曲者。
彼にとって天王寺は憧れの人。天王寺敗戦を目にして燃えるが、それを
誰より理解するのが大関主将。
「自分にとっては火ノ丸がそうだ」と。お互い燃える要素は同じ、先鋒の
ぶつかり合いから最高潮!

「背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~」
今回は女性側の進言で棄権。
「ベストと言っていたが実は…」てのは大試合を控える選手が言いがちな
セリフで、それでも普通なら踊り通せるところをライバルたちとの熾烈な
消耗戦で体力が持たなくなった…と。
特に理由もなく突然棄権とかご都合感ハンパないっっす。
でも舞台を降りるのは嫌だ…と張り合う踊りからは外れ、優雅なダンスに
切り替える。
「勝負を降りてなお観客を魅了した」、さすがライバルと咲元さんに言われ、
面子は保った金龍院さん。
食欲不振を克服したキッカケが女性の同席なんて、なんて幸せな男だ!



「たくあんとバツの日常閻魔帳」
やっぱり来てしまった最終回。
唐突感が無かったのは、これまで終わりに向けての伏線を張ってたから。
最終回は1話丸々エピローグ。
しっかり打ち上げして、登場人物が総出演?みたいな。

牛娘は抱きついてくるし、委員長も登場。それだけで嬉しい。
ラストは、たくあんが刑事になってて、バツ再登場…の展開。
冴えない刑事たくあん、相変わらず「ちっぱい」なバツ。
「サモナー」も同様だが、悪魔や閻魔は歳を取らずに人間だけが…ってのは
少し切ない。でも、それが良い。
※SFでも宇宙船乗りの母親は若いまま、地上にいる息子は思春期になり…
 なんて切ない話がありましたね。

そんなこんなでオシマイとなった「たくバツ」。
独特のフェチっぷりが私ゃ好きだったよ。
またどこかで会えますように…。

「週刊少年ジャンプ」2016年44号(感想その1)

2016年10月09日 | 漫画
表紙はハイキュー!!
アニメ3期記念。



「ハイキュー!!」
ユース選抜合宿帰り、突出した技量を再認識させる影山。
影山が居ない間に烏野チームが個々に試行錯誤してきた事を
知らずか、練習試合でのミスにイライラ・・・。
~その挙句、影山爆発!

ここで中学時代のトラウマを思い出して固まる影山。

チームメイトとの技量差と、そのイラつきからキツイ言葉を
吐いてしまい、大きな溝を作ってしまった経験・・・。
上手くやってる「大王様」及川と、性格的に不器用な影山。
コンプレックスが甦る・・・。

しかし、日向は「王様って悪い事なの?」とドーンと発言。
「影山の言うことでも納得できなきゃオレやらないし」…と。
個々のメンバーからも注文と要望あり。
この辺さすが高校生。
あと、ここまでの練習と試合で培ってきた信頼ゆえ・・・か。



日向、タオルで王冠作って「オマエは所詮王様なのだ!」。
…「ベチーン」と投げ返す影山。
その笑顔は吹っ切れている。

後は「おりこうさんは止めた」とばかりの影山。
ケンカ的コミュニケーションが始まる。
ツッキーに高めのトスを上げて、到達点を引き上げる。
「飛んだじゃないか」と笑う影山にピリピリの月島。
「影山ー、煽るんじゃねー!ツッキー冷静に!」と叫ぶ山口君、
どこまでツッキー大好きなのか?

・・・とにかく、やっぱ凄いわ「ハイキュー!!」。
全国大会まで短期間でレベルアップを間に合わせる。そういう
展開でしょう。
いろいろと楽しみです。



「僕のヒーローアカデミア」
変身&心理攻撃で出久をビビらせた姉さん。
再会時は笑顔で手を振り、要らぬ誤解を皆に与える。
そして、モヤモヤが消えないお茶子ちゃん。
デクへの恋心は決定かと思ったが、目標に向かい必死に頑張る
デクに惹かれた・・・と自覚し、とりあえず保留。
自分も同じ舞台で頑張ると決意。
あぁ、健気で可愛い。



「ONE PIECE」
監禁生活の少年サンジ、監禁中も良いもん喰ってる。
サンジママは病床。
美人で(当たり前だが)レイジュ似。
ママに手製の食事を届けたサンジだが未熟ゆえヒドイ出来。
それでも「おいしい」と食べる母の愛。
しかし母は病死、自身の未来も見えないサンジは「コックに
なりたい」と姉・レイジュに告げる。

レイジュに見送られ、父に見放されてサンジは海へ。
※この辺うまいよねぇ作者さん。
「二度と戻らない」筈だった故郷だが・・・。

そして、ルフィvsクラッカー戦は長期戦となり、主人公は
ビスケット戦士を喰いまくってた。
面白いが・・・展開が遅いなぁ。



「ゆらぎ荘の幽奈さん」
カラー表紙は露天風呂の幽奈さん。
紅葉で三箇所(笑)は隠れてるが、もう肌色の全身タイツを
着ているようにしか見えない。
さて本編。
狭霧の従姉妹・雲雀ちゃん、気になるコガラジに恋人のフリを
頼んで身内に披露する。
狭霧と対面し、思いっ切り両者動揺。
狭霧は麦茶注ぎっ放しでダダ溢ぼし。雲雀は溢された麦茶で
滑り、コガラシに顔面騎乗。
誰に対してもラッキー・スケベを発揮するコガラシだが、
義理に厚いオトコマエでもある。
「ウソでしょ?」と問いつめる狭霧にもウソを強行。
「よりによってこの私の従妹を…!!」と怒る狭霧はヤキモチが
入ってるのか?
ラストシーンは、コガラシが狭霧ともラッキー・スケベ体験して
いると知って対抗心メラメラ。
コガラシに圧し掛かって「もっと凄いコト・・・」でオシマイ。
コリャもうエロマンガな構図じゃないか!
いっそ・・・(略)

「ブラッククローバー」
医師から飛び出したアスタ再起不能説。
バーベキューの時、ツンデレ・ノエルが「手が使えないなら私が
食べさせあげてもよくってよ」と言いかけてるのにアスタが
「足で食えるよーになったぁぁぁぁ!!」 って・・・。
こいつホントにアホやわ。
そんで結局は逆境に負けない宣言。少年マンガだねぇ。



「二界梵骸バラバルジュラ」
読みきり競作でトップを争う金未来杯ラスト作。作者は芥見下々。
女子キャラの足の太さで担当と修羅場になったみたいだが、私は
ちょうど良かったです。
アニメ版ワートリの導入部みたいな舞台説明から怪獣登場。
主人公はヤンキーと喧嘩する武闘派。
そして戦闘でヘタった女子高生パイロット登場。りっぱな足に
目が奪われます。
「オレがやってやる」とばかりに主人公が搭乗。予想外の順応力。
市街地での怪獣プロレス。もっとアオリの構図とか欲しかったが
戦闘で本当にプロレス技が使われるのに笑った。
私は好きです。



「左門くんはサモナー」

バブルなサキュバスによる合コンの誘い。押しに弱いてっしーは
参加する事に。相手は例によってシャイな悪魔たち。
ネビたちのてっしー愛、泣ける。
そこに左門くんがアンリちゃんを連れて乱入。
アンリ、はしゃいで「サラダを取り分けとかすればイイのだな!」。
ネビ、「貴様に一秒たりとも飲食物さわらせるか疫病ババア!!」
アンリが見た目カワイイから、なんかネビに反感抱く私が居る。

スマホで出来るフィーリングカップル…。
王様ゲームでキスはベタネタだが、やっぱり異様に盛り上がる。
しかしスマホまでウィルス感染させるアンリの「世のあらゆる
災いを生んだ絶対悪にして、ゾロアスター最強の悪神」という
力が(無意識に)発揮されてしまった。

~で、合コンはアイテムを失って解散。
てっしーに「私はネビさんを選んでました」と言われて動揺する
ネビだったが「だってネビさん、あんな事で本気にならないと
思ってたから・・・」と続けられてショック。

てっしー、なんて酷な事を・・・。

(続く)