あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

少年ジャンプのアンケートハガキ(2016年32号)

2016年07月18日 | 漫画
毎度悩むトップ3。
自分の中で「鬼滅」「ワートリ」は鉄板。
あとは、その時々に面白いと思ったものを選ぶ
・・・と言いつつ



難しいよねぇ。
「固定ファンが居る人気作」は外そうと思いつつ、
つい選んでしまうんだよな、「ハイキュー!」を。

一見地味な回でも面白いんだもんねぇ。
結局またしても「鬼滅」「ワートリ」「排球!」に
なってしまった。



裏面のアンケートは「映画」について。
ようは「ワンピース」の映画に行くか?・・・って話。

う~ん、イイ漫画だし、映画も面白いだろうが、本編が
余りに長編ゆえ単行本に手が出ない。映画も見た事ない。

7月に行くなら、やっぱ「シン・ゴジラ」かなぁ・・・。

「週刊少年ジャンプ」2016年32号(感想その2)

2016年07月17日 | 漫画
たくあんとバツの日常閻魔帳
お色気ほのぼの妖術(?)漫画から、シリアス展開へ。
「閻魔大王を殺した百舌屋創平は九十九家の養子で、
たくあんの母を殺した犯人だった!」
う~ん、掲載位置は確実に下がってるし、テコ入れなの
かなぁ。



それでも
牛娘の尻は忘れないで欲しいなぁ。
この辺もアピールポイントな事に変わりない筈だから。



背筋をピン!と
引き続きリオ先輩の官能アピール。
さらに、ゾノきゅん+メグちゃんの芸能人ペアにも光を
当てるとは「重版出来!」を思わせる二重構造。

そして、ゾノきゅんがアイドルの先輩として見せ始めた
「芸能人の矜持」。
・・・なんか楽しみが増えた。



ソーマ
表紙に私の好きな「りんどー先輩」が居て嬉しい。
ネコ目と八重歯(?)がチャームポイントなセンパイも、
さり気にナイスバディ。
現在は対立勢力にいるが、「味で勝負」な姿勢は主人公と
同じだし、ソーマの事も「おもしれーヤツだなー!」と
認めてるから、いずれ訪れる絡みが楽しみ。



さて進級試験。
冷凍鮭の課題は、「トキシラズ」を使って一次試験は見事通過。
ソ-マ達の共闘戦線の勝利。
アリスさんがソーマに「リーダーぶらないでよねっ!」と
ぷんすかしてるのが可愛い。



ゆらぎ荘の幽奈さん 
センターカラーというか、カラー表紙。
でもこれだけでも良い。
ゆらぎ荘に馴染みつつある朧、強い遺伝子を得ようと主人公に
子作り強要する展開は堪らん。
少年誌で・・・ぎりぎりセーフ!
でも、忠義立てしている主君の子は欲しくないのか?
そこに気付いて「身分が違う!」とか悶々する朧さんも見たい。



ニセコイ
一条の気持ちに気付いた小咲ちゃん。
なんか、両者泣いて切ないエンディング。
長期連載、ラブコメでお色気要素を使わずここまで続いた事は
特質ものか。
※千棘ちゃんはナイスバディ設定だったが・・・



クローバー
「絶対にあきらめない!」展開。
うおおお、暑苦しい!でも王道!



酔いどれ姐さんもシラフになって参戦。
この姐さんが、これまた露出度高いナイスバディだから
困る・・・。



鬼滅の刃
屋敷に突入する炭治郎の表情がカッコいい。
善逸が隣でグジグジ言ってるから尚更。
その前には怒った顔もあったし。

しかし基本シルエットで怒り顔ってのも面白いというか。
※まぁ、『ケロロ軍曹』の冬樹クンなんて
 普段の超好人物転じて「怒ったら物凄く怖い」という設定ゆえ
 顔すら描かれなかったですもんねぇ・・・



禰豆子は出番なし。
いや、箱のみ登場(笑)。



善逸、素顔は可愛いのに面白キャラでトラブル呼び込み役?
とうとう子供にまでツッコまれてしまうし。


※そういや
 負傷設定生きてたな。「無かった事にする」ご都合主義は
 この漫画に似合わないので良かった・・・



鼓の鬼が屋敷の主。
堂々の口上で、戦いを挑もうとする炭治郎。
※ナレーションや台詞の掛け合いが面白いなぁ・・・



そこに猪のバケモノ乱入!
しかし小さいコマでの描き分けが微妙に雑だから、善逸が
走って逃げ出したかと思ったよ・・・。

とにかく目まぐるしい展開!
やっぱり目が離せない「鬼滅の刃」…だ!

「週刊少年ジャンプ」2016年32号(感想)

2016年07月17日 | 漫画
表紙はBORUTO。
ナルト次世代の物語。



巻頭はハイキュー。
読者投票のドリームチームと、作者選抜のメンバーが
興味深い。
作者選抜に及川・牛若・天童がいるのがイイですねぇ。





さてさて、本編は
合宿の自主練に名乗りを上げる日向。
「おれ拾いますよ?」と。ここでも球拾いだが。

もう他校の1年と打ち解けてるコミュ力よ。
そして、彼の集中力は最早球拾いからレシーブの技能を
修得するに至っていた。



スゴイねぇ。
~で、しっかりギャグで落とす。
突き放してる白鳥沢の監督だけど・・・実は?



ヒロアカ…2学期+寮生活のスタート。
こういう日常回も大事というか、初の寮生活で皆の部屋に
押しかけてインテリアをチェック。


※デク部屋
 オールマイトまみれの「オタク・ルーム」だが、
 引くどころか感心してくれるお茶子ちゃんはホント良い子。

最後は女子部屋も見た挙句に投票で「部屋王」を決めようか
…という展開。

こうなると峰田クン独壇場って気もするが、出久くんが
「い、いいのかっ!!」とシリアスに決めて“続く”。
これがギャグになっているという二重の落とし穴。
私は微妙に嵌って、ほくそ笑んだよ。



火の丸相撲
國崎チヒロと国宝・日景の対戦は迫力満点。
「最強!」の掛け声は、もはや決め台詞。
勝ったチヒロは国宝キラー宣言。

つ~か、火の丸で相撲を描き切ったら、次はチヒロ主人公で
格闘モノやって欲しいよ。
それぐらいチヒロのキャラは立ってるよ。



ワートリ、
次の相手はいずれもB級上位安定の強豪。
どちらも玉狛第二の戦力分析している。



生駒隊長の「あの子ちっちゃくて可愛いな」
「マリオが自分は言われた事ないって顔してます」
「マリオ可愛いやろ」
「はぁ!?」・・・という流れにはニヤニヤ。

王子隊の隊長は王子様系のイケメン。
しかし、当然ながら登場人物が累計的に増えてきたなぁ。
個々の印象が薄くなるのが心配だ。



入隊が決まったヒュースだが、相変わらず「んが」と
食べている。

初期からのボーダーメンバー小南先輩は、やっぱ大物。
※年上の太刀川さんの事も「アンタ」呼ばわりでタメ口。
 でも、それで違和感ないのがコナミ先輩の凄さです。

金属恵比須のチケット購入!

2016年07月16日 | 邦楽
9/18(日)の金属恵比須ライブチケットが
本日7/16(土)に発売開始・・・という事で

ちょっくら会場買いのため、高円寺まで
出掛けて来ました。



前年同様「猟奇爛漫FEST」と銘打ちながらも
今回は濃厚なワンマンライブとなるってんで
こりゃあもう見ないワケにはいかないでしょう。

さらに今回のライヴでは、「いつもはパート3&4しか
やらない『紅葉狩』のパート1〜5のフル演奏など、
見所満載となる」って話だから、ますます見逃せない。



『Ryouki-World Records presents 猟奇爛漫FEST Vol.2』
2016年9月18日(日)
会場:高円寺High
OPEN 17:30 / START 18:30
前売 3,000円 / 当日 3,500円 +1drink
出演:金属恵比須

★入場順
1.高円寺HIGH店頭(7/16 17:00発売開始)
2.イープラス(7/16 10:00発売開始)
3.当日券



入場順がね、会場での店頭購入が先だというのでね。
しかも早い番号じゃないと椅子が無いというのでね。
もう立ちっぱなしはツライ年なんでね。

とにかく会場で買おう・・・と
高円寺に向かったのですよ。

Googleマップで調べた会場は、駅の南口から近かった。
高円寺HIGH。
コンクリ打ちっ放しの建物にあるライヴ・ハウス入口は
1階で外に面してるって事もあり、明るかった。
※当日イベントに関係する人々が出入りされてましたよ。

17時ちょい過ぎに到着したゆえ、列もなく。
チケットGET!



やったぜ10番台!
※これで座れる!

そして、祝杯!



※しかし、3,000円は安いなぁ。
 有り難いが正直、金属恵比寿のライヴは5,000円以上の
 価値があると思うよ。

久々の高円寺。
高円寺HIGH近くにあるショップには
ユニオンジャックとターゲットマーク。

古着屋もイッパイあって、
チェーン店じゃない飲食店も多くて
やっぱりイイ街だ。



そういえば、
「高円寺のジョニー・デップ」って言われて、
いつもジャックスパロウの格好してた人、
交通事故で亡くなったな・・・

車に轢かれた時もジャックスパロウの格好してたそうだ。
彫りの深い顔したイケメンだった・・・。

若いコには「ジャックスパロウ、懐かしい!」なんて
言われてたけど
「自分が道化することで皆が明るくなってくれれば」
・・・なんて言ってたよな。

オレ、ああいう人スキなんだよな・・・。
ありがとうね、高円寺のジョニー・デップ。

「吉野朔実原画展」に行く

2016年07月15日 | 漫画
7/11よりジュンク堂書店池袋本店にて開催されている、
「ありがとうさようなら吉野朔実劇場原画展」に行ってきた。

池袋の東口からジュンク堂に向かいましたよ。
良心的な本屋さんジュンク堂さんですよ。



「少年は荒野をめざす」などの代表作で知られる漫画家
吉野朔実(よしの・さくみ)さん。

4月20日に亡くなってた時には多くのファンがSNSなどで
嘆いていらしたものです。



今回、ジュンク堂さんでは、
約2ヶ月に渡り、カラー原画及び手書き原稿含む31枚が
展示されるとの事で。

私にとっては「月下の一群」が印象深かった吉野朔美さんだが。
文学にも造詣が深かったゆえ、月刊誌「本の雑誌」(本の雑誌社)で
書評エッセーを連載するなど活躍は多岐に渡っていた。



正直、最近の作品には疎いので、原画展で接してみたいと
思ったが、行ってみたら確かにエッセーマンガの原画が
貼りだしてあった。

中は撮影禁止だから撮れませんでしたが、まぁ壁の一角に
原稿が貼ってある感じで。

B1Fは他の作家さんの原画やサイン色紙も貼ってある階ゆえ
「漫画コーナーで大きく展開」されてる感じではなかった。



絵柄も初期の描き込み多い感じじゃなくって、シンプルな描線の
エッセー漫画の展示。

「読書に関わること」「最近読んだ本」の事を書いたものが頁順に
並んでおり、やはり興味深く読めました。



※「いまさら「アンドロイドは電気羊の夢…』を読む」なんて、
 有名なフィリップ・K・ディックのSF小説を読み損なっていたが
 周囲に勧められて読んだ結果、
 「やっぱり面白かった。もっと早く読んでいれば」と痛感したって話で。
 本と出会うタイミングや運、縁という意味では共感できる物でした。



帰りは池袋駅ルートで戻ったが、今年の西武線スタンプラリーは
「アイカツ・スターズ」なのな。

ああ、懐かしいな。
うちの子とプリキュアのスタンプ・ラリーに行ったよなぁ。

「アイカツ」も色々と行ったけど、初代メンバーの星宮いちごちゃん、
もう出てないんだよな。ウチ、もう見てないんだよな。

今年は色々と漫画の原画展が催されるけど、吉野朔美さんの初期作品も
どこかで見ることが出来るだろう。

また探すとしますかな。

アニメ「暗殺教室」ラスト3回を見る(2)

2016年07月14日 | アニメ・特撮
最終回は漫画同様に余韻回。
※でも回想で殺せんせーはしっかり登場。

学園漫画として、教育漫画として
「暗殺教室」が最高だと思うのは、終始殺せんせーが
生徒を守り、育てる事で一貫していたから。



~以下、殺せんせーの名言~

「君達はこの先の人生で…
強大な社会の流れに邪魔をされて望んだ結果が出せない事が
必ずあります。
 
その時社会に対して原因を求めてはいけません。
社会を否定してはいけません。
それは率直に言って時間の無駄です。
 
そういう時は「世の中そんなもんだ」…と悔しい気持ちを
なんとかやり過ごして下さい。
やり過ごした後で考えるんです。
社会の激流が自分を翻弄するならば…その中で自分は
どうやって泳いでいくべきかを。
 
いつも正面から立ち向かわなくていい。
避難しても隠れてもいい。
反則でなければ奇襲してもいい。
常識外れの武器を使ってもいい。
 
殺る気を持って焦らず腐らず試行錯誤を繰り返せば…
いつか必ず素晴らしい結果がついてきます」



素晴らしい言葉です。
自分も子供の頃にこういう言葉を聞きたかった。
こういう先生に出会いたかった。

また、我が子と一緒にこのアニメを見ながら、自分の子供に
この言葉を聴かせる事が出来て本当に良かったと思うのです。

※どれぐらい届いたかは別として…。



最後は卒業式。
そして、それぞれの未来。

まず、E組教室で烏間先生とビッチ先生へ感謝の言葉を
伝える生徒たち。

本校舎でも校長にイイ笑顔で応える生徒。
※というか、渚クン。



式を終えた渚クンを待つのは別れた筈の両親。
生前の殺せんせーが説得していたという。

それぞれの未来…は、
E組で見え隠れしていた生徒たちの才能が開花している様子が
描かれている。
※中には意外な物もありましたが…



律ちゃんがヴァーチャ・アイドル化しているのは予想どおりか。
いや、予想以上に仮想空間でキラキラしてやがります。

※いっそヴォーカロイド的な声を強化してれば、もっとオモシロ
 かったのに。…いや、それやっちゃシャレにならんか。



茅野ちゃんは…役者として売れっ子に。
なんか大人っぽくなられてます。
胸は…少しは育ったかな?



渚クンとの進展を聞かれて「私なんて見てないよ」と返したが
本編漫画で描かれてた「繋がれた手」は誰だったんでしょうねぇ。

私ゃ「渚クンと茅野ちゃん」だと推理してたんですけど…。



※ここで「数年後」設定で声優の皆さんも少し大人っぽい声で
 演じていらっしゃるのがスゴイ。

烏間とイリーナの夫妻は職場では上司と部下。
イリーナは何だかんだいって変わらぬビッチぶりを見せて烏間の
血圧を上げてる様子。



最後は「先生」になった渚クン登場。
髪が短くなった以外は程んど風貌変わらずで、教育実習先の不良共に
おもいっきり舐められるが、そこで見せたのは「殺し屋」の資質。
殺せんせーのような先生になれるか?…で終了。



E組の校舎上には幻のような「殺せんせー&あぐり先生」が仲睦まじく
座ってる。

※あの「握った手」は
 『あぐりの細胞の一部と自分の細胞の一部』を残し、それを培養して
 蘇った二人かも…とも思ったが、この絵を見ると違うよなぁ…。



エンドカードは殺せんせーの衣装を身につけた渚クン。
どこまで可愛いんだキミは…。

しかも、殺せんせーというより「魔法先生」みたいになってるじゃないか。
ここでアニメ独自の「萌えポイント」を持ってくるとは、やってくれるわ。

そんな意味でも最高なアニメでした。

原作者、アニメスタッフ、声優の方々に感謝です。
なによりも我が子と同じアニメを見て感激を共有出来たことが嬉しいです。

ありがとう御座いました。
そして、お疲れ様でした。

アニメ「暗殺教室」ラスト3回を見る

2016年07月13日 | アニメ・特撮
こちらはラスト3話分の留守録分を我が子と一緒に視聴した。
2代目・死神との対決から、茅野ちゃん串刺しのショッキングな
シーンも再現され、一気に最終回に向けて話は突き進んだ。



怒りの光を放つ殺せんせーだが、やがて光は白く変わり、
憎しみなどの感情を超えたエネルギーとして強力に放射される。



触手を開発した柳沢と二代目・死神は吹き飛ばされ、殺せんせー
用のバリアに突入してしまう。

自分自身を触手で強化してた柳沢だが、それゆえに触手を溶かす
バリアで「パチュッ」と消滅。

漫画では「いやだー!こんなザコが巻き添えで死ぬような展開!」と
言いつつ見事にザコな最期が準備されてたが、アニメではセリフすら
なかった。(笑)



元教え子との最終決戦、殺せんせーは「相手を見ていなかった」事を
認め、来世では良き教育者として再会したいと伝える。

殺せんせー、満身創痍なれど勝利!

しかし、殺せんせーの仕事はまだ終らない。
胸に穴の空いた茅野ちゃんを触手で治療。

~というか、触手と粘液にて再生治癒を施した。



空中に飛び散った血液・体液・体組織を集めていた
殺せんせー、驚異的な精度で再生を進める。

茅野ちゃんの姉あぐりを救えなかった時とは違い、学び
備えた今は高度な医療行為も道具なしで可能となったのだ。



足りない組織には殺せんせーの粘液で補充!
最期は触手で心臓に電気ショックを与え、茅野ちゃんを
蘇生させてしまった。

歓喜のE組。
コラ、渚もっと喜べ!
しがみついてもイイんだぞ!



服の損傷までは修復されなかった茅野ちゃん、意識が
戻ったら恥ずかしい格好に…。
※普段は「胸が」「乳袋が」と言ってる私だが
 茅野ちゃんは貧乳でイイです。それが好きです!

ラストバトルと治癒で疲労困憊の殺せんせー。
「さぁ、殺し時ですよ」…と生徒を促す。



その前に一人ひとりの点呼。
アニメ版は、じっくり時間を掛けて呼び掛けと返事が
行われていく…。

声優さんも感極まったような演技だ。



ここで殺せんせー用ナイフを手に取ったのは渚クン。
泣き叫びながら振り降ろそうとしたところで、「そんな
顔して殺してはいけません」と平常心を説く殺せんせー。



最後は笑顔の渚クン。
優しく殺せんせーの心臓を一突き。



殺せんせーは小さな光と散っていった。
※これが予想以上に美しい光でしたよ…。



数カ月前にジャンプ本誌で同じストーリーを読んでるから
号泣こそしませんでしたが、それでもホロリと涙が出ました。

一緒に見ていた我が子がつぶやきました。
「すごいね」…と。

「声優さんってスゴイね」…と。



私は「ああ、すごいね」と返事するだけで精一杯でした。
自分も見ながら感動してたから…。

本当は心の中でね、「分かってくれたか!」
「これが作り手が魂込めるって事だよ!」
「お前もやっとそういう事が理解できるようになったか!」
…と叫んでいましたけどね。

(続く)

ジュンク堂書店池袋店は「吉野朔美展」を開催

2016年07月13日 | 漫画
故郷で「月下の一群」などを読んだ後でこのニュース。
ある意味タイムリーと言えるかも。



7/11よりジュンク堂書店池袋本店にて開催されているのは
「ありがとうさようなら吉野朔実劇場原画展」。

約2ヶ月に渡り、カラー原画及び手書き原稿含む31枚が
展示されるとのこと。

正直、最近の作品には疎いので、原画展で接してみたいと
思います。

「山上たつひこ原画展」に行く

2016年07月12日 | 漫画
山上たつひこ 原画展
『文藝別冊 山上たつひこ』(河出書房新社)出版記念
~という事で。



期間は、7月2日(土)~7月12日(火)
銀座スパンアートギャラリーにて開催。

山上先生の漫画家生活50年間で初の個展。
これは行かねばと最終日に出掛けた。



貴重な直筆原画の展示に加え、原画とオリジナルグッズ
販売もあり。

生原稿は写植の立体感、ペンタッチの力強さに感じ入る。
壁面いっぱいに張られた原画。

『がきデカ』や『喜劇新思想体系』はもとより、『光る風』や
未見だった『人類戦記』の原画も展示されている。


※画像は『光る風』のクリアファイルです

生原稿の保存が良く、ページ順に並んでいるので、ギャグ物は
一話分まるまる読む満足感あり。

初期SF作品の荒々しくも緻密な作風、
『半田溶助』や『がきデカ』『喜劇新思想大系』のギャグ路線も
圧巻だ。

エロネタでは女性を妖艶に描き、地方を旅する話では山村や屋敷を
執拗なタッチで描く。



『光る風』は芋虫状になった兄がヒロインを襲うシーン。
これは、圧倒的な物忘れの才能を有する私でさえ明瞭に覚えている
衝撃のシーンで。
その生原稿が拝めた事は、まさに「感無量」。

『半田溶介』も凄かったな。
女性器のカットは後で編集が白い紙でも貼ってるか、そもそも
描かずに済ませてるかと思ったら・・・

アップで緻密に執拗に描き上げたうえで、ホワイトを塗って消して
ますよコノ人。
※気がついたら原稿数センチの距離で見つめてた私・・・、ヤベェな。



そして山上たつひこ・・・といえば『がきデカ』ですが。
※上の画像は会場で販売されてたTシャツ

単行本用に(?)描き下ろされた4コマ漫画原画などが展示販売
されていた。

さすがに原画へは手が出ませんでしたが、記念として「ポスト
カード」を購入。



8枚セットで1300円。
「がきデカ」「喜劇新思想大系」「半田溶助女狩り」「JUDOしてっ!」
「快僧のざらし」。
各キャラクター・イラストが印象的だ。



「喜劇新思想大系」なんて下品すぎて家族には見せられん。
でも山上キャラの色んな女性が盛りだくさんで・・・その情報量は
圧巻で御座います。



「半田溶介」。
若い方の社員って、いま見ると明和電気みたいだな。
この漫画も本当だったら相当に下品でエロなイラストに
なりそうなのに、普通の企業フォト風に収めてくれたのは
嬉しい。でも、ちょっと物足りない。←どっちなんだよ!



そしてやっぱり「練馬変態クラブ」。
練馬区のHP探しても見つからない「練馬変態クラブ」。

倶楽部活動なんて全然キョーミなかったが、
「練馬変態クラブ」だけには入りたかったよ。いまでも
入りたいよ。

その思いを新たにして、私は銀座を後にした。

周辺に沖縄や石川のアンテナショップがあったが、もはや
私の頭の中は「山上たつひこ・ワールド」がグルグルと
駆け巡っていたから、どこにも寄らずに電車に乗った。

ありがとう、山上たつひこ先生。
ありがとう、河出書房新社さん。
ありがとう、スパンアートギャラリーさん。
ありがとう、練馬変態クラブ。

…いつか入部させて下さい。

長谷川穂積の世界戦が決まる

2016年07月11日 | ボクシング
9月16日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で
ダブル世界戦が行われる事が決定した。

メインはWBC世界バンタム級タイトルマッチで、王者・山中慎介
(帝拳)とアンセルモ・モレノ(パナマ)の再戦。

そして、この試合の前に長谷川穂積(真正/35才)が、3階級制覇
へのラストチャレンジに挑む。
WBC世界スーパーバンタム級王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)と
対戦が決定したのだ。



昨年12月11日、神戸市体育館でのカルロス・ルイス(メキシコ/
WBO世界スーパーフェザー級5位)とのノンタイトル戦。判定勝ちを
収めたが、3ラウンドと5ラウンドにダウンを喫している長谷川。

相手の右ストレートはノーモーションで速さもあり、ファン・M・
マルケス系のパンチだと言えたが、それでも相手パンチへの反応が
遅れたかのように食らって倒れる長谷川の姿はショッキングだった。

肉体的ピークを過ぎ、その中でも自分が出来ることを考えて実践する。
長谷川が勝つにはそれしか無いだろう。

キャリアと技巧で相手を翻弄し、最後には動きながらのカウンターで
決める…それこそ長谷川の持ち味だと思うし。

無理に撃ち合いしなくても、ジェス・マーカに競り勝った頃の長谷川
穂積に戻って戦えば何とかなるかも。
※簡単に戻れないのは重々承知してますがね。

相手のルイスは階級を上げて攻めに迫力を増しているという。
これは益々被弾を受けないよう細心の注意が必要って事だな。



山中の相手は再戦に強いタイプと言えるだろう。
技巧派で引き出しの多いタイプは相手の手の内を見たら、次に
戦う時には様々な罠を仕掛けてくる。

初戦以上の駆け引きの末、決着が付きそう。
なんとか相手の技巧を封じて欲しいものだ。

少年ジャンプのアンケートハガキ(2016年31号)

2016年07月10日 | 漫画
あいからわず悩むトップ3。
「ハイキュー!」も試合日じゃない地味回の筈なのに
しっかり日向の成長を描いて盛り上げるんだから凄いよなぁ。



「鬼殺」「ワートリ」は私の中では余程の事がなければ
鉄板なのだが、もう1つを選ぶのが至難だ。
やっぱ今号は「ハイキュー!」かな?



裏のアンケートはゲーム実況について。
正直まったく明るくない話題ゆえ、殆ど回答できず。
※こういう週もあるよね。

「休日なにしてる?」には正直に答えた。

「SNS」「TVを見る」「インターネット」…。
そんなモンです。

もちょっと文化的な事をやんなきゃいかんなぁ…とは
思っているんですけどね。

「週刊少年ジャンプ」2016年31号(感想)

2016年07月10日 | 漫画
表紙は「銀魂」。
実写映画化だそうで、
これでまた連載が伸びそうですな。



注目作は色々あるが
まずは「ソーマ」
鮮度の落ちる食材を充てがわれ、ピンチのソーマ・グループ。
~と思いきや、えりな先生の教えもあって、まるでめげる様子なし。



えりな様の従姉妹でハーフ美女の薙切アリスも、えりな様に
負けないエロさで「女教師姿が似合いそう」。

しかしやっぱり、えりな様と同じく普段の服もエロいから
女教師エロも霞み気味。
※もっと頑張れ教師装束。



「サモナー」は、てっしーダイエット回。
確かに育ってます。

でも育ってるのは「胸」って気もする。
読者サービスか?もっとヤってくれ。



「火の丸相撲」はチヒロvs国宝の競り合い。
激しく突かれながらも脅威のアジャスト能力を
みせる格闘の天才チヒロ。
カッコいいぞ。



「背筋をピン!と」は引き続き部長+リオ先輩の
覚醒回。リオ先輩が前に出ようと覚悟を決める。

最初登場した時からナイスバディで素敵な先輩
だったが、もう表情までセクスィーです。



「ワールドトリガー」は会議室での駆け引き。
またしても修が策士ぶりを発揮し、城戸司令に
ヒュース参加を認めさせた。
もちろん城戸司令からの要求もあったが、それを
飲んでも充分な結果を得た。ヒュースもメガネ君を
見直した様子…。

こういう回を面白く見せるのが本当に上手いなぁ。



そして、やっぱり「鬼滅の刃」。
今週もハズしません。

登場したのは同僚ともいえる「鬼殺隊」のメンバーだが
女子好きで怖がりで、一見ど~しようもない奴。



こヤツを見る炭治郎の表情が最高。
案外ベソかきながらブチ切れて鬼を殺しまくるヤツなのかも
知れないが、そんなシーンが今から楽しみだ。



炭治郎が臭いで鬼を察知するのに対し、耳で聞き分ける特性
持ってるのも興味深い。

それぞれ「烏」と「雀」が付いているのも面白い。
烏は喋るし、炭治郎に次の司令を「けたたましく」伝えるという
場面展開の役割も果たしている。

ラスボスの存在を知りつつ、まだ敵いそうにない炭治郎だが
烏が別の方角を指示しないと、それが分かっいても突撃しかねないし

そういう意味では、よいストーリー転がしが出来るんじゃないか
…って気がする。

不満があるとすれば禰豆子が登場しない事だな。
※寂しい…

帰郷(14) 旅のお供

2016年07月10日 | 生活
10日の昼までマンガ読んで、ブログ更新して
ツイートして。

「何のために帰ってきたんだ」状態のワタクシ。
まぁ、母親の一周忌の為にね、遺影を取りに来たのが
一番の目的だったのよね。

本家も被災してウチより被害が大きいし。
※やっと雨漏りを直してもらったらしい。
 最終的には建て替えになるが、時期はまだ先…と。

結局は都内の法事会館で営む事になったのです。

昼には味千ラーメンを食べて、そのまま飛行場行きの
車に乗る。

紙袋には母親の遺影と父と祖父と姉の位牌。
私が生まれる以前に亡くなった姉は数週間しか命が
なかったそうな…。

実はもう一人もっと短い命の姉がいたというのを
知ったのだが、それは両親の故郷の役所でそれぞれの
戸籍を調べたから。
※銀行から母親の預金を引き落とすのに必要だったのよ。

何度か流産したとは聞いたが、名前を付けて戸籍に残した
子もいたんだね…。

旅のお供はデジタル・ウォークマン。
主に聴いたのは、スプーキー・トゥースの「ザ・ラスト・パフ」



~というか、ヘンリー・マッカロウ関連のアルバム。
マッカロウのソロやグリースバンドのCDこそ持ってないが
マッカロウが参加しているアルバムなら幾つかありますよ。

フランキー・ミラーの「ザ・ロック」。
4曲目の「I KNOW WHY THE SUN DON'T SHINE」のブルース感は
最高で、バッキングもソロも唸るしかない。
ミラーの塩っ辛いヴォーカルとの相性も抜群だ。



解散寸前のトゥースをグリース・バンドのメンバーが参加して
再出発した「ザ・ラスト・パフ」

最初は「トゥースも大人しくなったな」と思ったが、まぁスワンプ
展開と言う事で。ギターの刻みが心に沁みます。

「サムシング・トゥ・セイ」はジョー・コッカーの曲だが。
いまなら何故この曲をカバーしたのか分かります。
※マッカロウのトゥース参加は1枚だけで終わってしまいましたが…。



そしてウィングスは「死ぬのは奴らだ」と「マイ・ラブ」。

まぁ、全部が全部マッカロウが活躍してるワケじゃありません。
「死ぬのは奴らだ」なんてオーケストラばっか聴こえてきて、
ギターの音なんて殆どしないし。
※一部レゲエ風のカッティングがあるくらい。

それでも「ロック」の迫力で突っ走るんだからP・マッカートニー
凄え…となるんですけどね。



あとは、やっぱり「マイ・ラブ」。
ヴォーカルのバックで刻むギター、そして「あの」ソロ。
最高です。

バンド編成でマッカロウのギターを堪能するならJ・コッカーと
共演したウッドストックのライヴ。

ハモンドとコーラスはゴスペルチック、少人数の編成だから
ギターの音も良く聴こえます。



「With A Little Help From My Friends」のイントロでの
叫ぶようなギターも最高。

こういう音源を聴きながらの旅。
あと、やっぱり冨田勲先生の楽曲。

時々眠りながらとはいえ、長い時間の移動も気が紛れると
いうものです。

帰郷(13) コレクションあさり

2016年07月09日 | 生活
・・・というか無事の確認。

最初に目につく場所にあって
「大丈夫だったか!」と感激させられた本。

『ちばてつや短編集』と
『美樹本晴彦 illustrations 季節のしおり』



『ちばてつや短編集』は収録作に「蛍三七子」や
「風のように」、自伝的作品の「屋根うらの絵本かき」、
動物園のアシカの末路が悲しい「あるあしかの物語」など
印象的な作品が収録された傑作選。

表紙になってる「蛍三七子」は絵柄から見ても「ジョー」と
ほぼ同時期。
乱闘シーンでパンチを繰り出すトコロに「ジョー」の雰囲気
ありありでニヤリとさせられる。
もちろん文明批判の作風に感動する事しきり。
短編といいつつ読み切りじゃなく「短期連載」だったので
この1冊中の大半は「蛍三七子」なのです。



※改めて単独で刊行された『蛍三七子』。
 これぞ「ちば美人」!

「風のように」は最近アニメ化された作品。
まだ絵に「ハリスの旋風」の雰囲気が残っている。

『美樹本晴彦 illustrations 季節のしおり』はね、もう
「マクロス」女性キャラにイカれた連中が買いまくりですよ。
ミンメイちゃんの可愛さにノックアウトされまくりでしたから。

※アニメは海外に作画を委託してキツイ回もあったが、
 キャラデザが美樹本さんですから。敵の巨人女性兵だって
 美女ですよ。

ホント「無事で良かった」てな2冊で御座います。

帰郷(12) コレクションあさり

2016年07月09日 | 生活
今度は少年漫画と青年漫画。
「The かぼちゃワイン」(三浦みつる)と
「桃源荘綺譚」(山本貴嗣)



三浦さんの代表作は最終巻。
春助とエルちゃんはハッピーエンドだった。
※しかし続編ではまだ春助がグジグジしてるのな。

山本さんの単行本は発行人が小池一夫さんで
発行がスタジオシップ。
劇画村塾つながりで谷口ジロー&狩廡麻礼ネタも。

(青年誌時代の)山上たつひこ的なギャグもあり。
武闘派美女3人が温泉に浸かっているところに
動物に化けて潜入しようと企んだ結果、
老仙人と主人公が变化したのは・・・の次頁で
大爆笑してしまった。

絵師でもあるし、やっぱ凄いわコノ人も。



続いては
「地中海のルカ」(文月今日子)と
「22XX」(清水玲子)

大河ロマン(?)繋がりで。
~というか、絵的に清水さんがベテラン文月先生の
影響を受けてるのが明らかなので並べてみました。

清水さんが文月先生の娘さんと会った時、
「母の絵に似てらっしゃいますよね」と言われて
とても嬉しかったなんで話をどこかで読んだ覚えあり。

きっと会話の前段階で清水さんから文月先生の娘さんへ
ファンである事のカミングアウトがなされたんじゃ
ないでしょうか。

私はどちらも好きだから、とっても嬉しい。
「地中海...」もローマ帝国と海賊との戦いを描いた
歴史ロマン。
壮大で、せつない…。ひさびさに読んで感動。

そして「22XX」は未来SFもの。
これまた惑星単位での文化/常識を壮大に描いた、
もの凄い作品。
エンディングも驚異的。

清水さんの圧倒的なストーリーテリングには
当時からワタクシ平伏状態でしたよ・・・。