じゃ、僕の話をします。

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最近の「聡咲」~2012・初夏~

2012-06-16 | 居酒屋・和食
最近は、こちらのお店で知り合いと顔を合わせることも多くなりました。

皆さん、やはり定期的に通ってしまうんですね。

よくわかります(笑)。

そんな訳で、札幌ススキノの居酒屋「聡咲」であります。

こちらで、近頃いただいたメニューをご紹介しますとですね…

一枚目の写真は、香川産4A黒毛和牛のステーキ。この日は100gで1,380円。

ほぼ原価。

て言うか、メニューに原価が書いてました(笑)。侍のような潔さ。その味わいは言うまでもなく。

続いて和牛のカレー。

前述の牛肉の、ステーキに出来ない部分を使っているものと思われ。

野菜の甘味が素晴らしく深いのはいつもの通り。カレーに出会えるのは、最近は特にレアなのです。今回は水分の少ない感じのルー。なので、様々な旨味が舌に絡み付いて離れません。

続いては…

その名も「世界一高いインスタントラーメン」520円。

カウンターには本当に「屋○十八番」が、客席に見えるように置いてあります。で、具材は増毛の海老を含む海鮮や温泉卵、麩など。

麩がツボというか、ポイントなんですよ(笑)。

豪華な具材たっぷりでインスタントラーメンを作ると言う、何とも聡咲ならではのラーメンですね。スープもインスタントとは思えない深み。そのスープを、たっぷりと吸い込んだ麩が嬉しい。

最近で一番のヒット作らしく、皆さん、つい頼んでしまうようですね。それもシメではなく最初から頼む。このメニューの持つ、B級のふりをしたA級のオーラに引き寄せられるようです。

時知らずの子。

五月下旬から六月にかけて獲れる鮭が「時知らず」。本来、秋に来るはずなのに間違って早めに戻ってきてしまった鮭、とでも言いますか。なので、脂ののった美味しい鮭なのです。

早めに戻って来たから卵も小さく、一匹からほんの少ししか取れない貴重品。

それで作った筋子なわけですが、味は本当に濃厚。ほんのちょっと口にしただけで、かなりのインパクト。これさえあれば、お酒が何杯でもイケます。

続いて和牛のカレーを使ったカレーパン。

聡咲のマスターがカレーパンを作るとこうなります。カレーを食パンで挟んでサクサクに揚げたものですが、なんせ食感が軽い。手間暇かけたカレーを、良いパンで挟んだ贅沢なカレーパン。

和歌山産活〆あじの刺身

新鮮そのもの。上品な味わいでした。噛むと歯にまとわりつくような、艶っぽい食感。日本酒が欲しくなります。

時しらずの塩焼き。

やはり、時しらずは塩焼きが一番。口にすると、身がホロホロと崩れ、脂身の旨さが広がります。皮もパリパリ。実は、今年は既に三回食べました(笑)。

和牛のカレーソースのチーズトースト。

カレーメニューが続きますが、こちらも素敵。つまりは焼きカレーをトースト仕立てにしたようなものですね。カレーとチーズが溶け合う様は、見てるだけで食欲が沸き立ちます。

牛肉入りつくね。

フキ味噌と共に食べるのが渋い。酒呑みのためのつまみ。これには焼酎のロックあたりが合うかと。

で、前述のカレートーストが素敵だったので、喫茶店的なピザトーストが食べたいとお願いしたところ…

これまた素敵なものが。載ってる具材は、喫茶店では見かけないような内容ですが(笑)。可能な範囲であれば、リクエストにも応えていただけます。



毎度ながらアイディアが詰まった料理の数々。

毎回申し上げておりますが、この店のメニューは、その日の仕入れで変わる日替わりメニュー。

マスターはインスピレーションが湧いたら、それをすぐ料理にして出してくれます。

その瞬発力に溢れる、アグレッシブな料理を是非一度体験してみてください。



でも。



お店の詳しい場所はあえてナイショ。
( ̄人 ̄)モウシワケナイ



ご自身で探し当てた時の喜びと達成感は、料理の味わいをさらに引き立ててくれるはずです。