じゃ、僕の話をします。

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「モハンディッシュ」

2012-09-16 | カレー
札幌の地下鉄北24条駅からも程近い、インド料理店。

何度か噂を耳にしていたのですが…中々北24条まで行く機会がなく、やっと行けました。

実はこの界隈、今から20年ほど前に自分が住んでいた街。

飲食店が多く立ち並び、さらには昔は怪しげな風俗店まであったので、「ミニすすきの」みたいに言われていたりしました。

今は、僕が住んでいた頃に比べるとすっかり健全になりましたね…

あ、いや、僕は怪しげな店には行ってませんよ。
(^_^;)

焼き鳥屋さんや、ボリュームのある料理で有名な中華料理屋さん等に行ってました。昔、慣れ親しんだ店のいくつかが、今も健在だったのは嬉しかったです。

「モハンディッシュ」は大きな通りに面しています。中に入るとインドの装飾品などが飾られていて、結構広々。テーブル席の他に、カウンター席もあります。

入った途端に続々と後からやって来るお客さん。人気店なんですね。

一枚目の写真はチキンカレー。

辛さは控えめにしてもらいました。あまり辛くしてしまうと、舌がおかしくなって味がわからなくなってしまうので。
(^_^;)

でも、爽やかな心地よい辛さは自分好み。

セットにしたので、ライスもナンも付いたのですが、やはりインド料理店で食べるならナン。

実は、ここのナンが素晴らしいと聞いていたわけでして。

片面はサクサクで軽い口当たり。反対の面はフンワリとしていてバターが香る。そして、噛み締めるとモチモチとしつつサクッとしていて、小麦の旨味と香りがじんわりと…

と、言うのがナンの魅力なんですが、最近あまり素敵なナンに出会えていませんでした。

ようやく、この店で出会えましたね。久しぶりに。

焼き加減が絶妙。

インドカレーにはやはり、ライスよりナンですね。

カレーを食べるためにナンがあるのではなく、逆にナンを食べるためにカレーがあるような。

しばらく続いていた「ナン欲」(?)は一気に満たされました。

もちろん、カレー自体の味わいも素敵ですよ。

セットの料理。インド料理の代表的なものが。

タンドリーチキン、タンドリープロン(殻つき海老のスパイス焼き)、シシカバブ。

最初にこれが出たのですが、冷たいビールにスパイシーな品々は合わないわけはなく。

スパイスをしっかり摂取したせいか、体の代謝が上がったような感覚になりました。食べ終わるとスッキリしますね。

そこへ、無料でおかわり自由のチャイを流し込めば、何とも穏やかな気持ちに。

インド料理ならではの安らぎですね。

暑い国の料理だけに、今年の手厳しい残暑を乗りきるには最適な食事でした。