じゃ、僕の話をします。

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最近の『聡咲』~2014・初夏~

2014-06-02 | 居酒屋・和食
フィッシュフライサンド。

刺身でも食べられる、抜群に活きが良いホッケをフライにし、トーストしたしっとりモチモチサクサクな食パンで、たっぷりな野菜と共に挟む。

かぶりつくと、牛ステーキの肉汁のごとく魚の旨味が瑞々しくほとばしる。そして追いかけるようにやってくる、野菜のシャキシャキした食感。

噛み締めると、あらゆる旨味が舌にまとわりついて離れない。

飲み込んだら、それを剥がすがごとく冷たい生ビールを一気に流し込む。

…あ。

あまりに衝撃的なメニューだったので。

いつもの前フリ無しです。
(^_^;)

毎度お馴染み、ススキノの『聡咲』です。

これ。

凄かったです。

でも。

たぶん、しばらくメニューには載りません。
(^_^;)

最近、触れてませんでしたが、『聡咲』は常に日替わりメニュー。

まさに一期一会です。

ホッケの旨い季節になったら、また出会えるかもしれません。

では。

最近いただいた一期一会の品々をご紹介。

一応、これはメニューに書かれていたとおり、正確に記したいのですが…

『裏メニュー・筋金入りの一品きんちゃく玉袋肉じゃが』

所々、文字が強調されてました(笑)。

割るとこんな感じ。

名前はともかく、手間のかかりようは半端なく。肉じゃがの具材全てを油揚げで包んで巾着状にし、極上の出汁で炊き上げた訳で。

たぶん、これもしばらくは出会えないでしょうね(笑)。

最近、マスターは手間のかかる料理を自分で作りながら自分で「こんなん、二度と作らん!」とか言って逆ギレしたりするんですが(笑)、これも単に客への愛情です。

手間隙をかけた分、料理が美味しくなるのは当然の道理ですが、それをここまでやっていただけるのは、ひたすらに客に喜んでもらいたいという情熱の現れ。素敵。

これは揚げ納豆串。

野菜がたっぷりなわけですよ。

新玉ねぎのフライ。

特に、旬の玉ねぎをしっかり食べて、体の調子を整えて欲しいと。

豚のしょうが焼きにも野菜がたっぷりですし…


丸トマトとポテトのシーザーサラダなんてのは、もうしみじみ体に染み入るわけです。


竹の子が旨い時期には、それを天ぷらで。


豚とチンゲン菜の炒め。

さりげなく、牛スジや角切りのコンニャクなんて入ってました。シャキシャキのチンゲン菜と相まって歯応えが嬉しい一皿。

そして今、まさに旬。トキシラズの塩焼き。

今時期に太平洋側であがる鮭。秋ではなく今あがるから「時知らず」。脂の乗り具合は極上。鮭は今が一番旨かったりします。



普段はあまり何も考えずにバクバク食べてますが…

最近は特に、メニューからマスターのお心遣いを感じたりします。

旬のものを最高の食べ方で食べて、元気に過ごして欲しい。

マスターは当然、そんなことは一切言いませんが(笑)、そんな想いをメニューから感じる今日この頃。

皆さんもぜひ、その情熱ごと味わってください。