じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

小樽の『Collage』

2014-06-13 | バール(バル)
「渾身のエスカベッシュですよ」

目の前に出された一皿。

本当に渾身の味。

言わばフランス風南蛮漬けなんですが、酸味や甘味、苦味が絶妙。大人のおつまみです。

そんな訳で、小樽の『Collage』であります。

小樽駅からも程近い中心部にあり、「隠れ家」や「街のオアシス」という聞き慣れた言葉よりかは、もはや酒呑みのベースキャンプのような佇まいのバル。

どっしりと構えて飲むも良し、「0次会」としてアイドリングで一人飲むも良し。

自分にとっては、ここに来ることのみが小樽に足を伸ばす理由になるお店であります。

…けれど。

札幌からは小一時間はかかりますんで、なかなか行きたくても行けませんでして。何とも歯痒い。
(^_^;)

とは言え。

行けば毎回、素敵な夜を過ごしております。

よく、このブログでは「酒呑みのツボ」という言葉を用いますが…

それを北斗百烈拳並みに毎回突かれます。"ひでぶ"な感じです。

例えば。

こんな自家製スモークを目の前に出されたら、それはもう、ニッカの骨太なウイスキーをハイボールで呑みたくなりますし…


トルティーヤにチーズなどを挟んで香ばしく焼かれたこの一皿には、ライムを絞り込んだコロナを呑みたくなるわけです。

こちらはカブとベーコンとアスパラのソテー。

これは冷たいカヴァ辺りで。

野菜のブルスケッタ。

茄子やパプリカなどの野菜の旨みが凝縮されてます。これをカリッとしたバケットに載せていただく。これのお供なら、辛口のスキッとした冷たい白ワイン。

倶知安のジャガイモのガレット。

これにはやはりビール。それこそ、小樽ビールのドンケル辺り。

お腹も満たされ酔いも程よく回ったら、今度はカクテルを。

いつものジャックローズ。

カルヴァドスという、リンゴのブランデーがベース。僕は毎回、酸味を利かせて作っていただきます。

夏の定番。

モヒート。ラムベースで、ミントの風味が爽快なカクテル。このミントも自家製と言うか、お店で育ててるミント。茎も太く力強いミントでした。

お酒をひとっとおり飲んだシメには…

以前も申し上げましたが、まさに「酒呑みの癒し」のようなホットドッグに…


熱々で甘味が深い、オニオングラタンスープ。滋味が体の隅々に染み渡る。

…もう、この流れでお分かりかと思いますが、酒呑みのあらゆるニーズにフレキシブルに応えてくださる感じが嬉しい。

コーヒーやソフトドリンクももちろん多数。

定期的にパーティーも開いていて、スペイン料理やメキシコ料理など、毎回テーマを決めて料理とそれに合うお酒を楽しめるそうで。

これにも一度は行きたいもんです。

通う度に新しい何かがある。

気付けば、そんなお店にばかり行ってますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする