左側は夕張メロンと生ハムとモッツァレラ。
右側は道産イチゴとゴルゴンゾーラ。仕上げにバルサミコ酢。
…どんな味か想像するのは難しい…
と言うか…率直に言って、この素材でピザを作ると一体どうなるのかと、頭の中は「?」で一杯になろうかと。
僕もそうでした。
(^_^;)
しかし。
そこは「ASSE」のご主人ですから。
想像も期待も遥かに上回る味わいでした。
甘い感じの、いわゆる「デザートピザ」ではありません。
むしろ、完全にお酒のアテになるピザ。
まずメロンと生ハム、イチゴとゴルゴンゾーラと言う組み合わせ。これが果物の甘さと塩気が絶妙なバランス。まさに「いい塩梅」。
そして薪窯の高温で一気に焼き上げるからか、果物の瑞々しさはそのままに、甘さが更に増したような感じに。
だからメロンやイチゴの風味や食感もそのまま。
かぶり付くと、甘み、塩気、酸味などの様々な味と、チーズやオイルの豊かな風味と旨みをたっぷり蓄えた汁が、これでもかとジュワジュワ溢れ出ます。あらゆる味覚を刺激されます。
桃とゴルゴンゾーラのピザを頂いた時もそうですが、まるで肉のピザを食べてるような。
とても自分の語彙力では伝えるのは難しいので、興味が湧いたなら是非食べて見てくださいとしか。
(^_^;)
すみません。
ちなみにメロンの方は「メローネ」と言う名前のピザだったのですが、イチゴの方はメニュー自体に載っておりませんでした。
そして、このピザに合わせるのが秋田の地酒。
これも「合うの?」と思われるかもしれませんが、見事に合ってしまうのが素晴らしい。
今回は、初夏の名物…
ウニとリコッタチーズ。
さらには…
レバーのパテも頂きました。
これも旨みの塊ですね。臭みなど無くて、口にするとフワッと融けて、舌が旨みでコーティングされるような感覚。
お隣にいた、二十歳くらいの二人連れのお客さんにもお裾分けさせて頂いたのですが、絶賛。お一人はレバーが元々苦手だったようで、それでも「これは美味しい」と一気に召し上がっておりました。
それにしても。
ここでお料理や日本酒を頂くと、毎回味覚の経験値が上がります。メタルスライム並みです(笑)。