先日買いました「昭和の名人 三遊亭圓生(弐)」を聴きました。勿論一番好きな噺家ですから、本巻も大変楽しめたのですが、その中で驚いたといいますか感激したといいますか、一寸こだわりの発見をしたので報告いたします。
演目は、①死神、②弥次郎、③開帳の雪隠でした。
①は有名な噺です。小朝が小朝が国立劇場かどこかで、大量のろうそくを立てて演じたアノ噺です。時々このシリーズを聴いてて思うのですが、DVDで観てみたいと。でも値段が違いますからあきらめているのですが。
②法螺話でこれははじめて聞いた気がします。
③開帳で込み合う回向院の門前の茶屋が貸し雪隠を開くと言う、13分ほどの短い話です。
驚いたのはこの③開帳の雪隠です。
出囃子が終わってすぐに気が付きました。円生の声が若いのです。私の聴き馴染んだ円生とは声が違います。軽いというのでもありませんが、顔の皺がないように声が若いのです。
それで運転中でしたが、CDケースを取って解説を読みました。昭和32年11月3日 ラジオ東京(現・TBSラジオ)『日曜昼席』にて放送、とありました。
昭和32年は1957年です。52年前の円生です。当時円生は57歳でした。私より若い。
当時は、鉱石ラジオの時代です。自分でキットを買ってきて組み立ててラジオを聴いたものです。音が聞こえることが楽しくて、ただ音を聴いていました。
私が本格的に落語を聴き始めたのは、大学に入り小遣いで名人会に通いだした頃からです。トランジスタラジオも買える様になり、自分で放送局を選ぶようになってからです。
子どもの頃の円生の声を聴いて一寸恥ずかしいような気になったのは何故でしょうか。本巻の解説書の表4の広告は、円生のDVD上下2巻24枚の予約受付が掲載されています。上下で96,000円を越えます。高い。
演目は、①死神、②弥次郎、③開帳の雪隠でした。
①は有名な噺です。小朝が小朝が国立劇場かどこかで、大量のろうそくを立てて演じたアノ噺です。時々このシリーズを聴いてて思うのですが、DVDで観てみたいと。でも値段が違いますからあきらめているのですが。
②法螺話でこれははじめて聞いた気がします。
③開帳で込み合う回向院の門前の茶屋が貸し雪隠を開くと言う、13分ほどの短い話です。
驚いたのはこの③開帳の雪隠です。
出囃子が終わってすぐに気が付きました。円生の声が若いのです。私の聴き馴染んだ円生とは声が違います。軽いというのでもありませんが、顔の皺がないように声が若いのです。
それで運転中でしたが、CDケースを取って解説を読みました。昭和32年11月3日 ラジオ東京(現・TBSラジオ)『日曜昼席』にて放送、とありました。
昭和32年は1957年です。52年前の円生です。当時円生は57歳でした。私より若い。
当時は、鉱石ラジオの時代です。自分でキットを買ってきて組み立ててラジオを聴いたものです。音が聞こえることが楽しくて、ただ音を聴いていました。
私が本格的に落語を聴き始めたのは、大学に入り小遣いで名人会に通いだした頃からです。トランジスタラジオも買える様になり、自分で放送局を選ぶようになってからです。
子どもの頃の円生の声を聴いて一寸恥ずかしいような気になったのは何故でしょうか。本巻の解説書の表4の広告は、円生のDVD上下2巻24枚の予約受付が掲載されています。上下で96,000円を越えます。高い。