西安市中心部の南、大慈恩寺の境内に立つ七層の塔が、
大雁塔と言い、高さ64.5メートルあります。
652年に完成と言いますから
約1360年前の建物です。
地盤沈下で傾き、黄砂の影響で黄色く風化、
寺の入場料とは、別に30元支払い
昇らなければなりません。
塔内には、狭い螺旋状の階段があり最上階は7階。
貧血のまるみ(今朝は鼻血)は、つらい数字。
三蔵法師や空海も登ったであろうこの塔に登らなければ!
見える風景は違っても同じ場所に立ってみましょう。
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ここは、「西遊記」の三蔵法師が
インドから持ち帰った約1200巻の経典の
保存と翻訳のために建立したものです。
最上階から見た風景は、近代的な西安の町並み。
大雁塔の専門ガイドが案内してくれましたが、
最後は、書や絵画のセールスで興ざめです。
書は、最低4万6千円、寄付にもなると言います。
興味のないフリをし、何も買わずどうにか脱出成功!
中国・西安市
2010.11.21