ファッションデザィナーとして成功を収めた
トム・フォードの初監督作品。
1962年のアメリカが舞台です。
愛するパートナーを事故で失い、
絶望の底で孤独に苦しむ主人公が、
自ら人生の幕を引こうとした
最後の一日を丁寧に描いています。
細部にいたるまで美しい映像。
車、家、衣装、全てにおいて趣味が良いのです。
コリン・ファースの演技は、私には完璧に見えました。
彼が、こんなにハンサムだったのかとも…
「ブリジットジョーンズの日記」では、ラブコメもOK!
「真珠の耳飾りの少女」では、画家フェルメールを
「マンマ・ミーア!」では、歌って、踊って弾けていました。
「シングルマン」では、ゲイの大学教授。
この作品で、ヴェネッィア国際映画祭で男優賞受賞。
コリン・ファース50歳、これからも楽しみな男優。
他の男優も美形を揃えているのもさすがです。
シネセゾン渋谷
2010年11月2日