父の帰りを待ち続ける母と4人の子ども達のお話です。
4人の子ども達は実の兄弟で、撮影がスタートした時点では、
長女8歳、長男6歳、次男4歳、次女3歳、それから5年の歳月をかけて
兄弟が実際に住んでいる家で撮影は行われました。
(次男のショーン君がとても愛くるしくて映画館へ)
子ども達は子役の演技ではなく、とても自然です。
両親役はプロの俳優ですが、子ども達と一緒に醸し出す空気や雰囲気が
とてもリアルで、まるでドキュメンタリーのような映画です。
ケシの花や黄色い水仙の花畑など詩的な映像、
流れる音楽が映画の中の世界に彩りを加えています。
イギリスの牧歌的な風景も素敵です。
小さな子ども達にとって両親と過ごす時間がとても大切なのに
父親は塀の中、一家を支えるために昼はスーパー、夜はパブで働く母親。
電車やバスを乗り継いで、刑務所にいる父親に面会することが、
お互いの励みとなり、切ないけれど幸せな時間であったりします。
季節は巡り、可愛い盛りの子ども達は成長していくのに
父親と一緒にいられない時間が非情にも流れ…。
刑期を終えて家族で行く冬の海のラストシーンが印象的。
あまりに積み重なる時間が当たり前のように過ぎると
それが幸せなことだとは思えなくなるものです。
繰り返される日々も二度とない同じ毎日、
当たり前のようにおくる毎日ですが、
家族が笑って一緒に暮らせることが、
一番特別なのだと改めて思える映画でした。
父親役のジョン・シムが
ライオンズの栗山選手と岡本洋投手を
足して2で割ってワルをプラスしたようなイケメン。
監督:マイケル・ウィンターボトム
出演:シャーリー・ヘンダーソン、ジョン・シム
2012年/イギリス/90分
ヒューマントラスト有楽町
2013.12.3
4人の子ども達は実の兄弟で、撮影がスタートした時点では、
長女8歳、長男6歳、次男4歳、次女3歳、それから5年の歳月をかけて
兄弟が実際に住んでいる家で撮影は行われました。
(次男のショーン君がとても愛くるしくて映画館へ)
子ども達は子役の演技ではなく、とても自然です。
両親役はプロの俳優ですが、子ども達と一緒に醸し出す空気や雰囲気が
とてもリアルで、まるでドキュメンタリーのような映画です。
ケシの花や黄色い水仙の花畑など詩的な映像、
流れる音楽が映画の中の世界に彩りを加えています。
イギリスの牧歌的な風景も素敵です。
小さな子ども達にとって両親と過ごす時間がとても大切なのに
父親は塀の中、一家を支えるために昼はスーパー、夜はパブで働く母親。
電車やバスを乗り継いで、刑務所にいる父親に面会することが、
お互いの励みとなり、切ないけれど幸せな時間であったりします。
季節は巡り、可愛い盛りの子ども達は成長していくのに
父親と一緒にいられない時間が非情にも流れ…。
刑期を終えて家族で行く冬の海のラストシーンが印象的。
あまりに積み重なる時間が当たり前のように過ぎると
それが幸せなことだとは思えなくなるものです。
繰り返される日々も二度とない同じ毎日、
当たり前のようにおくる毎日ですが、
家族が笑って一緒に暮らせることが、
一番特別なのだと改めて思える映画でした。
父親役のジョン・シムが
ライオンズの栗山選手と岡本洋投手を
足して2で割ってワルをプラスしたようなイケメン。
監督:マイケル・ウィンターボトム
出演:シャーリー・ヘンダーソン、ジョン・シム
2012年/イギリス/90分
ヒューマントラスト有楽町
2013.12.3