最終降車地は、葛飾区・柴又です。
ガイドさんは、柴又帝釈天へと案内しますがパスし、
閉館まで30分ほどあったので、山本亭へと急ぎます。
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葛飾ゆかりの実業家の山本家の旧宅を公開しています。
カメラ部品製造の山本工場の創立者が
関東大震災後、当地に移り住み、
数回の増改築を重ね現在の形になったそうです。
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米国の庭園専門誌が毎年発表している
日本の庭園ランキングで2004年から4年連続して
3位を獲得しているという庭園です。
(1位が島根の足立美術館、2位が京都の桂離宮)
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どの部屋からも庭が眺められるようにガラス戸と
ガラス欄間が多用されているという贅沢さ、
まだガラスは高価なものであった時代のはずです。
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典型的な書院庭園ですが、
著名な庭師が作った庭ではなく、家人が丹精込めて
楽しみながら作られたという庭のためなのか、
懐かしく温かな気持ちにさせられます。
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部屋と部屋との境には、桐、鳳凰、松竹梅の
透かし彫りの欄間が目を引きます。
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玄関の間も見応え十分。
ペンダントライトも落ち着きがあります。
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玄関脇の邸内で唯一の洋間は、「鳳凰の間」
白漆喰仕上げの高い天井、寄木を用いたモザイク模様の床、
大理石のマントルピース、ステンドグラス。
昭和初期独特のデザインだそうです。
玄関脇に洋風の空間を設けることは、
斬新なスタイルでした。
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外から見た様子、優しい光りがもれてきます。
昭和62年まで4世代にわたり、
大事に住まわれた家屋、
そのぬくもりが伝わるかのようです。
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午後5時、閉館の時間が来てしまいました。
邸内では喫茶メニューもあり、庭園を眺めながら
抹茶やコーヒーなどを飲むことができます。
毎週日曜日は午後1時より琴の演奏もあるそうです。
(第5日曜日を除く)
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伝統的な書院造りと洋風建築を複合した
和洋折衷の建物と純和風の庭園とが
見事な調和を保っています。
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瓦葺の木造平屋の長屋門を洋風化した造りで、
通路の両側にある袖部屋は門番が常駐し、
客人のお付の人、人力車の車夫などが
控えていたそうです。
京成柴又駅から徒歩約8分、
隣接する「寅さん記念館」へ行く
近道としてこちらを通り抜けることができますが、
四季折々の庭園を楽しむこともオススメします。
入館料は100円、中学生以下は無料です。
東京都葛飾区柴又7-19-2
2013.11.9
ガイドさんは、柴又帝釈天へと案内しますがパスし、
閉館まで30分ほどあったので、山本亭へと急ぎます。
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葛飾ゆかりの実業家の山本家の旧宅を公開しています。
カメラ部品製造の山本工場の創立者が
関東大震災後、当地に移り住み、
数回の増改築を重ね現在の形になったそうです。
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米国の庭園専門誌が毎年発表している
日本の庭園ランキングで2004年から4年連続して
3位を獲得しているという庭園です。
(1位が島根の足立美術館、2位が京都の桂離宮)
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どの部屋からも庭が眺められるようにガラス戸と
ガラス欄間が多用されているという贅沢さ、
まだガラスは高価なものであった時代のはずです。
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典型的な書院庭園ですが、
著名な庭師が作った庭ではなく、家人が丹精込めて
楽しみながら作られたという庭のためなのか、
懐かしく温かな気持ちにさせられます。
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部屋と部屋との境には、桐、鳳凰、松竹梅の
透かし彫りの欄間が目を引きます。
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玄関の間も見応え十分。
ペンダントライトも落ち着きがあります。
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玄関脇の邸内で唯一の洋間は、「鳳凰の間」
白漆喰仕上げの高い天井、寄木を用いたモザイク模様の床、
大理石のマントルピース、ステンドグラス。
昭和初期独特のデザインだそうです。
玄関脇に洋風の空間を設けることは、
斬新なスタイルでした。
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外から見た様子、優しい光りがもれてきます。
昭和62年まで4世代にわたり、
大事に住まわれた家屋、
そのぬくもりが伝わるかのようです。
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午後5時、閉館の時間が来てしまいました。
邸内では喫茶メニューもあり、庭園を眺めながら
抹茶やコーヒーなどを飲むことができます。
毎週日曜日は午後1時より琴の演奏もあるそうです。
(第5日曜日を除く)
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伝統的な書院造りと洋風建築を複合した
和洋折衷の建物と純和風の庭園とが
見事な調和を保っています。
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瓦葺の木造平屋の長屋門を洋風化した造りで、
通路の両側にある袖部屋は門番が常駐し、
客人のお付の人、人力車の車夫などが
控えていたそうです。
京成柴又駅から徒歩約8分、
隣接する「寅さん記念館」へ行く
近道としてこちらを通り抜けることができますが、
四季折々の庭園を楽しむこともオススメします。
入館料は100円、中学生以下は無料です。
東京都葛飾区柴又7-19-2
2013.11.9