16~19世紀半ば、北インドを支配した
ムガール帝国の第2代皇帝フユマーンの死後、
皇帝を偲び、ペルシア出身の妃が建てた霊廟です。
ペルシア人の設計により、9年の歳月をかけて、
1565年に完成したインド初の廟建築。
インドとペルシア建築の見事な融合を示し、
タージ・マハルの見本ともなった皇帝の霊廟。
幾何学的な庭園の中に浮かび上がるように建てられた
フマユーン廟は、赤砂岩と白大理石が
コントラストを織り成す、ムガル建築の代表作です。
世界文化遺産 1993年登録
インド
訪問日 2014.3.23