大正ロマンを代表する画家といえば竹久夢二。
敷居の高かった絵画を大衆に発信し、身近なものにしたのです。
雑誌の口絵や挿絵、セノオ楽譜や文学作品の装丁、
「宵待草」は流行歌にもなりました。
多忙な創作活動の中にあって、心のよりどころにした
女性たちにしたためた想いが、数多く残されていました。
妻・たまき、「宵待草」のモデルとされるおしま、
夢二が最も愛した彦乃、モデルから恋人となったお葉、
編集者として訪れていた秀子、
その書簡が公開されていました。
大正時代のものですからわかりにくい文字だったりしますが、
このようなお手紙をいただいたらうれしいでしょう。
彼女達に共通するのは、夢二の絵そのものような女性。
好みの女性像がはっきりしておりますね。
竹久夢二美術館なども訪れたことはありますが、
恋と文に絞った展示を見てみますと
彼のロマンは作品に昇華させていることがよくわかりました。
女性遍歴といっても官能的ではなく純粋、
だからこその絵なのだと思うと、もっと絵も見たくなります。
竹久夢二美術館にもまた足を延ばそうと思いました。

三鷹市美術ギャラリー
東京都三鷹市下連雀3-35-1
2014.10.16
敷居の高かった絵画を大衆に発信し、身近なものにしたのです。
雑誌の口絵や挿絵、セノオ楽譜や文学作品の装丁、
「宵待草」は流行歌にもなりました。
多忙な創作活動の中にあって、心のよりどころにした
女性たちにしたためた想いが、数多く残されていました。
妻・たまき、「宵待草」のモデルとされるおしま、
夢二が最も愛した彦乃、モデルから恋人となったお葉、
編集者として訪れていた秀子、
その書簡が公開されていました。
大正時代のものですからわかりにくい文字だったりしますが、
このようなお手紙をいただいたらうれしいでしょう。
彼女達に共通するのは、夢二の絵そのものような女性。
好みの女性像がはっきりしておりますね。
竹久夢二美術館なども訪れたことはありますが、
恋と文に絞った展示を見てみますと
彼のロマンは作品に昇華させていることがよくわかりました。
女性遍歴といっても官能的ではなく純粋、
だからこその絵なのだと思うと、もっと絵も見たくなります。
竹久夢二美術館にもまた足を延ばそうと思いました。

三鷹市美術ギャラリー
東京都三鷹市下連雀3-35-1
2014.10.16