沖縄地方で農耕が本格的に展開した12世紀前後、
首長が各地に勃興し、城塞を築いて覇権を争っていました。
この城塞をグスクといいます。
琉球が統一されたのは1429年の琉球王朝により、
1879年に沖縄県になるまでの450年間、
日本、中国、朝鮮、東南アジア諸国との外交貿易で栄え、
独自の文化を花咲かせていきました。
上の写真の首里城跡は、琉球国王の居城。
沖縄最大規模のグスクで、王国の象徴でしたが、
第二次世界大戦で全壊し、1992年に正殿などが復元。
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1799年造営の琉球王家別邸の庭園である識名園は、
琉球城の南にあり、海外要人の接待にも使われました。
他に玉陵、斎場御嶽、園比屋武御嶽石門、座喜味城跡、
中城城跡、勝連城跡、今帰仁城跡があります。
世界文化遺産 2000年登録
日本
訪問日 2014.5.2他