まるみのあっちこっち巡り

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閑静な住宅街にある五島美術館と紅葉

2014-12-14 10:38:29 | ミュージアム


武蔵野の面影の残る閑静な住宅街にある五島美術館は、
国宝「源氏物語絵巻」を所蔵する美術館として知られています。





日本と東洋の古美術品をもとに構成されたコレクションは、
東京急行電鉄株式会社の元会長、五島慶太氏が
半生をかけて収集したものです。





約5千坪の敷地の一部の見事な庭園も
この美術館の魅力の一つです。





残念ながら茶室は非公開となっています。





チラリと見える東急電鉄の車両、東急大井町線です。





この庭園まで楽しめるので、ゆとりを持って
訪れることをオススメします。





この日は特別展「存星ー漆芸の彩り」を見学しました。
日本の歴史に華やかな彩りを添えた唐物。
なかでも「存星」は「稀なるもの」とされた漆器の一種です。





中国宋・元時代の彫彩漆をはじめとする名品を
堪能させていただきました。





茶人たち羨望の品「存星」は、茶人千利休も
生涯に三点ほどしか目にすることはできなかったというのに
約70点もの名品が展示されていたのですから驚きました。





東京都指定天然記念物
「上野毛のコブシ」などもあります。





都内でもお寺や神社、公園はもちろんのこと
こうして美術館でも紅葉を楽しめるところがあるのです。

五島美術館
東京都世田谷区上野毛3-9-25

2014.11.24
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