港からタクシーで向かったのが「手宮線跡地」
北海道最古の線路、
国内でも3番目の古さを誇ります。

旧国鉄手宮線は、明治13(1880)年に開通し、
手宮(小樽)~札幌間を結んでいました。
この頃、同時に小樽の港湾整備も行っています。

北海道で最初の鉄道として開通し、
石炭や海産物の積み出しで賑わうなど
北海道開拓に重要な役割を担っていたそうです。
近代文化遺産にも選定されています。

色内(いろない)駅は、手宮線の臨時駅(廃駅)でした。
隣接する市立小樽文学館・小樽美術館の再整備事業の一環として、
2011年に当時の駅舎が休憩所に
アレンジされた上で復元したものです。

当時はアメリカの技師によって鉄道が整備され、
蒸気機関車もアメリカ製だったのですね。

線路沿いには何やら目に留まる建物があったりします。

JR小樽駅からは徒歩10分程、市街中心部に位置する
約2.6kmが散策路として整備されています。

鉄道施設を残し、歴史性の保全を重視しながら
素朴な風景を演出したオープンスペースを
整備がされているのです。
北海道小樽市
2014.7.31