日本近代建築の礎を築いた辰野金吾氏らによって設計された
日本銀行旧小樽支店の建物を利用して、
北のウォール街の歴史と現在の日銀の業務を
わかりやすく展示しているのが金融資料館です。

明治期の銀行建築を代表する重厚なルネッサンス様式の建物で、
外壁や内観の随所にフクロウの塑像があります。
アイヌの守護神シマフクロウをモチーフにしたとされ、
内壁に12体、外壁に18体あり、職員がいない夜、
フクロウが支店を見張っていたそうです。

営業場の床から天井までの高さは約10.5m。
屋根はレンガの壁から鉄骨を組んで支える構造で、
柱のない大きな吹き抜けの空間ができました。

これが金庫です。
実際に利用していた金庫を開放し、
内部を再現しています。

現在世の中に出回っているお札の量はこんなにもあるのですね。
まるみのお財布の中身は心もとないものですが…。

1億円の模造紙幣の重さを体感できるコーナーもあります。
「重い!!」思わず口走ってしまいましたよ。
公的資金を動かす人ほど実際に持ってみるべきです。
実に重たいお金なのですからね。

営業場カウンター
旧小樽支店の窓口として使用されたカウンターをはじめ、
ロビーの周囲には大理石が使用されています。
北海道小樽市色内1-11-16
2014.7.31
参考までに
日本銀行券の偽造防止技術は優れていると思いますが、
「もしかして偽造?」と思ったら…
1.さわる。手触りがツルツルしていませんか?
(真券は、インキが表面に盛り上がるように印刷されています)
2.透かす。「すかし」や「すき入れバーパターン」が見えますか?
3.傾ける。「潜像模様」や「ホログラム」の模様が変化したり
「パールインキ」が浮かび上がりますか?

日本銀行券の偽造防止技術は優れていると思いますが、
「もしかして偽造?」と思ったら…
1.さわる。手触りがツルツルしていませんか?
(真券は、インキが表面に盛り上がるように印刷されています)
2.透かす。「すかし」や「すき入れバーパターン」が見えますか?
3.傾ける。「潜像模様」や「ホログラム」の模様が変化したり
「パールインキ」が浮かび上がりますか?