まるみのあっちこっち巡り

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今年も泣いた「ドラフト緊急生特番!」

2015-10-22 23:57:09 | 埼玉西武ライオンズ

今年もドラフト会議が終了しました。
西武は投手を中心に10人指名しましたが、
オコエ選手が楽天に1位指名されてしまったことが残念。

子どもの頃にライオンズファンクラブ会員だったオコエ選手に
ぜひともライオンズの一員になって欲しかったのに…。
しかし、投手を1位指名するしかないチーム状況もよくわかります。

ドラフト会議もスマホでチェックしていましたが、
「ドラフト緊急生特番!」も見逃せません。

今年で6年目になりますが、かつて秋山選手も出演。
昨年は外崎選手が出演していましたが、
事情を抱えている選手の頑張りは,、
目を見張るものがあります。

かつてはドラフト指名候補でありながら
生存率20%の白血病にかかり、
その時の治療で投与されたステロイドの副作用で
国指定の難病にも冒された選手には号泣でした。

まるみ自身も入院中にステロイド治療をした経験があるので、
骨にダメージを与えることは承知していましたが…。

野球をするのは無理だと医師に言われながらも努力をし、
チームメイトがプロに指名されたことを喜ぶ、
人間として素晴らしい若者です。

希望を捨てずに病気を克服して欲しいです。

この特番を見るとプロ野球選手になることが
どれだけ厳しいものなのかといつも思い知らされます。

ドラフト1位指名されたからと言って活躍するとも限りません。
これからがスタートなのです。
西武指名の選手に期待しています。
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映画 岸辺の旅

2015-10-22 00:38:30 | 映画(劇場鑑賞)

今年のカンヌ国際映画祭で日本人初のある視点部門の監督賞を受賞した
黒沢清監督の作品で、亡くなった夫が死後に過ごした
土地と人々を夫婦で訪れるという不思議な物語。

日経新聞の「シネマ万華鏡」の評価が★5つの
今年有数の傑作、それならばと映画館へ足を運ぶと
ほぼ満席状態なのには少々驚きました。

死者と旅をするという奇妙な物語に
老若男女が映画館に集まるというのも
何だか奇妙なものだと思わずにはいられなかったのです。

幅広いジャンルの映画を観ますが、ホラー映画だけはダメで、
黒沢監督の作品は観たことがありませんでした。
この映画には死者が何人か出てくるのですが、
ホラーではありません。

自殺をした夫が、言えなかった「さようなら」を伝える旅路で、
愛する人との永遠の別れを描く、ある意味究極のラブストーリー。

死者と生者を並列して淡々と描いていることに
最初は戸惑うものの表裏一体の生と死を共生させ、
生の意味を問いかけるものなのです。

事実を知ったことで、自分を責めることをやめ、
死を受容していくこととなる残された者にとって、
大切な時間だったと言えるでしょう。

主演のお二人の演技が素晴らしいのはもちろんですが、
蒼井優さんの存在感のある魔性の女ぶりも圧巻です。





監督:黒沢清
原作:湯本香樹実「岸辺の旅」
出演:深津絵里、浅野忠信、小松政夫、蒼井優、柄本明
2015日仏合作/128分

まるみの評価 ☆☆☆+

テアトル新宿

2015.10.10
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