斬新な手法で古典作品を新解釈する
英国バレエ界の奇才マシュー・ボーン氏の
最新作「シンデレラ」。
カーテンコールの最初の音楽が終了したところで、
写真を撮ることが可能になりました。
スマホで2階席から撮ったので雰囲気だけです。

舞台は1940年のロンドンですが、
魔法のような夜に出会い恋に落ちた二人、
ロンドンの大空襲の中で引き裂かれてしまいます。
マシュー・ボーン氏の「シンデレラ」なので
どんな作品なのかと楽しみにしていましたが・・・。

王子様ならぬケガを負ったパイロットに、
継母と姉たちが着飾って出かけるのはお城ではなく、
ダンスホールで、かぼちゃの馬車ならぬモーターバイク。
ちょっと笑えます。
シンデレラが残して行った片方の靴を手に、
パイロットがシンデレラを探すのです。
シンデレラのバリエーションと言える話は、
世界中にあり、最古のものは紀元前1世紀とか。
ちなみにこの話は、サンダルの持主を探すのですが。

ドラマティックな音楽に乗せて、華麗に踊るシンデレラ。
ガラスの靴なんて履いてみたいとは思わないけれど、
やっぱり憧れの目で見てしまいました。

振付・演出:マシュー・ボーン
音楽:セルゲイ・ブロコフィエ
出演:ニュー・アドベンチャーズ
東急シアターオーブ
2018.10.12