17世紀オランダを代表する画家、
ヨハネス・フェルメールは、「光の魔術師」、
「絵画の宝石」とも称されます。
寡作でも知られ、希少性も人気の一つ、
日本での人気も絶大です。
海外では一般的な日時指定の展覧会ですが、
今回初めて利用することになりました。
15時からの回を予約しましたが、この行列。
80分待ちであった美術展の時とほぼ同じ位置に
並んだようなような気がしますが、待ち時間は20分程。
日時指定とはいえ、すぐに入れる程甘くはありません。
まあ、人気のフェルメール、初公開も3作品、
(そのうち≪取り持ち女≫は、来年1月9日からの公開)
日本の美術展史上最大のフェルメール展ですから
やむを得ないとチケットを見せて並びました。
16時以降なら空いてくるのではとのこと。
初来日のもの以外は、既に一度は目にしている作品。
入館する時にもう一度チケットを見せて、
作品の説明書と14日までの特典のブックマーク、
その先でイヤホンガイドを受け取り2階へ進みます。
肖像画、神話画と宗教画、風景画、静物画、風俗画、
1階に下りるとそこがフェルメールルームです。
その中でも一番注目をされていたのが、≪牛乳を注ぐ女≫
所蔵するアムステルダム国立美術館で鑑賞した時は、
独り占めできた程でしたのに・・・。
予め購入していた公式ガイドブックに≪牛乳を注ぐ女≫の
足元にある四角の箱は、足温器でその後ろのタイルに
天使や老人が描かれているとあり、確認しようと思いましたが、
あまり近づくこともできず確認できませんでした。
小さい作品が多いので、
4~7倍の双眼鏡か単眼鏡が必要のようです。
初来日の≪ワイングラス≫≪赤い帽子の娘≫
どちらもとても印象的、鮮やかな色が目に飛び込み、
目をそらしたくないほどです。
館内は椅子などもとても少なく、
予約時間に入館後は、閉館までいることも
可能ですが、厳しいと思います。
上野の森美術館
東京都台東区上野公園1-2
2018.10.12