初めて山梨県立美術館を訪れたこの日が、
開館四十周年記念日。
芸術の森公園の大茶室で、秋の四十賀茶会、
願ってもないチャンスと参加しました。
「素心菴」という名の大茶室は、
和室・茶席・立礼席からなる立派な建物を前に
少しばかり緊張してしまいました。
造園家の天野慶氏がミレーの作品にちなみ
『光と影水と土』をテーマにしつらえた
庭園空間の中でのお茶会です。
点茶は、山梨県内の高校茶道部の皆さん、
私の回は、学生服姿の工業高校の生徒さんで、
緊張した面持ちでお菓子やお茶を運んでくれました。
母校にも茶道部がありましたが、
高校の文化祭を思い出します。
文化の日に相応しい休日を過ごせているようで、
満足した気分で駐車場を後にしました。
文化の日は、晴天になる確率が高い「晴れの特異日」
天候に恵まれた行楽日でもあります。
山梨県甲府市
2018.11.3