「ホビットの冒険」「指輪物語」
あの壮大な冒険物語は、愛と友情、
そして勇気から生まれた。
作家J.R.R.トールキンの知られざる
激動の半生を描いた実話です。
原作も夢中になって読破し、映画『ロード・オブ・ザ・リング』
『ホビット』3部作も楽しみにして劇場鑑賞しましたが、
作家J.R.R.トールキンがオックスフォード大学の
教授をしていたということくらいしか知りませんでした。
こんなにも波乱万丈な人生を駆け抜けていたとは・・・。
子ども時代を過ごしたイギリスの田舎、母との別れ、
学生時代の親友4人で結成した“秘密結社”、
最愛の女性エディスとの運命の出会い、
多くの仲間を失った第一次世界大戦の従軍・・・
英国らしさがしっかりと表現され、俳優陣の演技も
幻想的な映像も美しく見逃せないもので、
英国カルチャー好きにはたまらない内容です。
人生に起こることに無駄になることはなく、
一つの線となって繋がれると言われたりしますが、
あの緻密で壮大な冒険物語に繋がるのだと
感動を新たにし、改めて本も読みたくなりました。
「ホビットの冒険」文庫本で10巻、
売らなければ良かった
監督:ドメ・カルコスキ
出演:ニコラス・ホルト/リリー・コリンズ/
コルム・ミーニイ/デレク・ジャコビ
2019年/111分/アメリカ
渋谷シネクイント
2019.9.9