香取神社を参拝し、浅草通りに出て、
北十間川沿いに歩くとスカイツリーがよく見えます。
「境橋」を右折し進んで行くと
香梅園のある小村井香取神社に出ます。
途中にも梅の木がありました。
花の香りに包まれながらの街歩きです。
江戸末期にこの付近に「小村井梅園」があり、
安藤広重の浮世絵にも描かれたほどの梅の名所。
しかし、1910年の洪水で廃園となりました。
1994年に神社が氏子の協力を得て、
復活した香梅園では「梅まつり」を開催中。
例年2月下旬から3月上旬頃が梅の見頃、
この時期に「梅まつり」が開催されます。
平安時代末期～鎌倉時代初期に創建された
主祭神は経津主大神の小村井香取神社。
当地開拓のために千葉県香取郡から
六軒の人々が移住し、小村井の氏神様として
鎮守したと境内掲示にされていました。
江戸時代には将軍の御成もあった小村井梅園を
偲んで開かれた香梅園の規模は大きくはありませんが、
園内には85種類・120本の梅が植えられています。
美しい枝垂れ梅や珍しい品種の梅が多く、
梅マニアの方々に人気が高いとか。
コロナ禍でも密になっていた程でした。
東京都墨田区文花２－５－８
２０２２．２．２６
