梅と藤の花が美しい亀戸天神の門前町として知られ、
老舗も多い下町の繁華街・亀戸を訪れたなら
立ち寄りたい1805年創業の船橋屋。
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初代は亀戸天神が梅や藤の季節に、
参拝客で賑わうのを見て上京し、
湯で練った小麦澱粉をせいろで蒸し、
黒蜜と黄な粉をかけて餅を作り上げました。
それがまたたく間に参拝客の垂涎の的となり、
いつしか江戸の名物の一つに数えられる程の評判に。
令和になり、コロナ禍でも行列は絶えません。
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このような商品サンプルを見てしまうと
何にしようかと迷いに迷い、
注文するのも難しくなりますが、
こちらでオーダー、お会計を済ませます。
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上質な小麦澱粉を乳酸菌で発酵させたくず餅が名物。
持ち帰りもできますが、日持ちもしないので、
やはり店で食べたいものです。
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くず餅 790円
船橋屋のくず餅の製造工程はおよそ450日。
ほのかな香りと酸味、しなやかな食感が特徴。
黄な粉と黒蜜もたっぷり。
人工添加物が存在していない江戸時代より
途絶えることなく守り継がれた船橋屋の
無添加発酵製法なら安心していただけますし、
何しろ格別の味わい、並んでもいただきたい逸品。
葛粉を使った葛餅とは違いますが、
関東と関西でこうして和菓子も違うのです。
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あんみつ 800円
どちらもお茶が添えられます。
甘さも控え目ですが、甘味は苦手、
ほんの少し味わうだけで十分なので、
またまたツレが喜んでいただくことに。
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満席でしたが、イートイン終了間際は空席が目立ちます。
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中庭にもテーブルがあります。
化粧室が近いですが・・・。
東京都江東区亀戸3-2-14
2022.2.26