06/04/02の新聞記事から
中間線越えて東シナ海調査
中国 目的は明かさず
【ワシントン1日共同】
日本と中国が対立している東シナ海のガス田開発に関連し、中国が今年に入り東シナ海の日中中間線を越えて複数回にわたり、目的を明かさないまま航空機を使った調査活動を行ったとして、日本政府が抗議していることが1日、分かった。
資源調査に向けた基礎的なデータ収集を行った可能性があると見られている。
日米関係筋が明らかにした。
調査実施に当たり、中国は事前に通告した。
日本は、調査の目的に関し情報提供を求めたが、そのまま調査を行った。
日本は事態を放置すれば、自らの排他的経済水域(EEN)内での中国の活動を黙認することになりかねないとして抗議に踏み切った。
中国は回答していない。
日中両国が主張するEEZは東シナ海で重なっているため、日本は中間線を境界にするよう求めている。
一方、中国は中間線を越えて沖縄近海の「沖縄トラフ」までが海洋権益を主張できる自国の大陸棚としており、今回の調査もこうした主張に沿った動き盧と見られる。
中間線越えて東シナ海調査
中国 目的は明かさず
【ワシントン1日共同】
日本と中国が対立している東シナ海のガス田開発に関連し、中国が今年に入り東シナ海の日中中間線を越えて複数回にわたり、目的を明かさないまま航空機を使った調査活動を行ったとして、日本政府が抗議していることが1日、分かった。
資源調査に向けた基礎的なデータ収集を行った可能性があると見られている。
日米関係筋が明らかにした。
調査実施に当たり、中国は事前に通告した。
日本は、調査の目的に関し情報提供を求めたが、そのまま調査を行った。
日本は事態を放置すれば、自らの排他的経済水域(EEN)内での中国の活動を黙認することになりかねないとして抗議に踏み切った。
中国は回答していない。
日中両国が主張するEEZは東シナ海で重なっているため、日本は中間線を境界にするよう求めている。
一方、中国は中間線を越えて沖縄近海の「沖縄トラフ」までが海洋権益を主張できる自国の大陸棚としており、今回の調査もこうした主張に沿った動き盧と見られる。