’06/09/30の朝刊記事から
タイ軍政 暫定首相にスラユット氏
元陸軍司令官 軍の意向反映か
【シンガポール29日勝木晃之郎】
タイ国営のラジオ・タイランドは29日、クーデターでタイの実権を掌握した民主改革評議会(議長・ソンティ陸軍司令官)が来年10月の総選挙まで政権運営を担う暫定首相に、元軍司令官のスラユット枢密院顧問官(63)を選んだと報じた。
また、ソンティ司令官は同日、民政移管の手続きなどを定めた暫定憲法を10月1日までに公布する方針を示し、憲法制定後間もなく首相が指名される見通しだ。
会計検査院のチャルワン総裁が同ラジオの取材に対し、「(スタユット氏が首相に選ばれたのは)極めて確かな情報。この仕事に最もふさわしい」と答えた。
同評議会は28日に暫定首相を決めたものの、対外的な公表は、プミポン国王に報告、了承を得た上で10月1日に予定しており、今回の報道にもコメントを控えている。
タイ軍政 暫定首相にスラユット氏
元陸軍司令官 軍の意向反映か
【シンガポール29日勝木晃之郎】
タイ国営のラジオ・タイランドは29日、クーデターでタイの実権を掌握した民主改革評議会(議長・ソンティ陸軍司令官)が来年10月の総選挙まで政権運営を担う暫定首相に、元軍司令官のスラユット枢密院顧問官(63)を選んだと報じた。
また、ソンティ司令官は同日、民政移管の手続きなどを定めた暫定憲法を10月1日までに公布する方針を示し、憲法制定後間もなく首相が指名される見通しだ。
会計検査院のチャルワン総裁が同ラジオの取材に対し、「(スタユット氏が首相に選ばれたのは)極めて確かな情報。この仕事に最もふさわしい」と答えた。
同評議会は28日に暫定首相を決めたものの、対外的な公表は、プミポン国王に報告、了承を得た上で10月1日に予定しており、今回の報道にもコメントを控えている。