古新聞

 何年か前の新聞記事 070110

071213 「今年の漢字」偽

2012-01-27 20:58:48 | 社会
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’07/12/13のの朝刊記事から

「今年の漢字」偽
食品、年金、政治資金・・・ 相次いだこの1年


2007年の世相を漢字一つで表す年末恒例の「今年の漢字」に「偽」が選ばれ、日本漢字能力検定協会(京都市)が12日、京都市東山区の清水寺で発表した。

募集した協会によると、応募総数90,816通のうち、「偽」が16,550通(18%)を集めた。

ミートホープや「白い恋人」の石屋製菓、さらに不二家、赤福、船場吉兆など大手や老舗で相次いだ食品偽装を反映。
また,政治資金や年金記録不備の問題も理由に挙げられている。

2位は「食」(2,444通)、3位は「嘘」(1,921通)。
以下「疑」「謝」「変」「政」と続いた。

今年の漢字は、同協会が1995年から毎年公募し、今回で13回目。
秋篠宮家の長男悠仁さま誕生などが話題になった昨年は、「命」が選ばれた。



071213 思いやり予算 光熱水費を微減

2012-01-27 20:26:22 | 政治
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’07/12/13の朝刊記事から

思いやり予算 光熱水費を微減
09年度から年4億円


高村正彦外相とシーファー駐日米大使は12日、外務省で会談し、来年3月末に期限切れとなる在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)の特別協定の改定について、光熱水費を微減とすることで合意した。
新協定の期間は3年間で、光熱水費(253億円)は2008年度は現行と同額、09、10年度は4億円減の294億円とする。
労務費(1150億円)と訓練移転費(5億円)は現行水準を維持する。

特別協定交渉での削減合意は、2000年度に光熱水費を33億円削減して以来。
特別協定による日本の09年度以降の負担額は、現在の計1409億円から1405億円となる。
新協定には米側が経費の一層の節約努力をすることも明記。
また、両政府が今後、効率的、効果的な駐留経費負担を実現するため、包括的な見直しを行うことでも合意した。


思いやり予算
在日米軍駐留経費の日本側負担分。
1978年度から米軍基地従業員の福利費などの負担を開始し、当時の金丸信防衛庁長官が「思いやりを持って対処する」と発言したことが由来。
その後、基地従業員の基本給や光熱水費なども負担するようになった。
日米地位協定と特別協定に基づき支出され、2007年度は総額2173億円。
06年4月に発効した現行の特別協定は「米軍再編の進展を見極めることが困難」との理由で期間を2年とした。