備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

071219 イージス艦 迎撃試験成功

2012-02-24 20:34:20 | 政治
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’07/12/19の朝刊記事から

イージス艦 迎撃試験成功
“同盟ショー”思惑乱れ

   米 共同運用 成果に期待
   日本 集団的自衛権 腰引く


最新鋭のイージス艦が放ったミサイルは、正確に宇宙空間の弾道ミサイルを破壊した。
米ハワイ・カウアイ島での迎撃試験成功により「弾丸で弾丸を撃ち落とす」ミサイル防衛(MD)が海上自衛隊の現実の能力となった。
ただ、支援した米軍が「日米共同運用」に強い期待を表明したのに対し、海自側のアピールは控えめ。
米国を狙うミサイル迎撃の是非など集団的自衛権をめぐる議論が棚上げになっていることが、日米同盟の”ショー”に影を落とした。

「失敗が絶対に許されない試験だった」。
実験に立ち会った海自幹部は明かした。
守屋武昌前事務次官の汚職事件をはじめ不祥事続きの防衛省。
「実験成功は最近では唯一の前向きな話題だ」と別の幹部は語る。

米海軍の強力なサポートがあったとはいえ、北朝鮮の「テポドン」などと同じ弾頭分離型の模擬ミサイルを撃ち落とす試験の難度は高い。
米側スタッフが命中を告げると、モニターを見守る海自関係者から歓声が上がり、幹部の1人は日本の報道陣に駆け寄って「成功しましたよ」と安堵の表情を浮かべた。

「われわれは弾道ミサイルが拡散した危険な世界に生きている。成功は両国にとって大きな成果だ」。
米ミサイル防衛局のヘンリ―・オベリング局長は試験直後の記者会見で、防衛省の江渡聡徳副大臣と固く握手した。



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