
’08/03/31の朝刊記事から
五輪聖火、中国側へ
抗議の活動家20人超拘束 アテネ
【アテネ30日共同】北京五輪の聖火を中国側に引き渡す式典が30日、アテネのパナシナイコ競技場で行われ、ギリシャ・オリンピック委員会のキリアク会長から北京五輪組織委員会の劉淇会長にトーチが手渡された。
聖火は24日にオリンピアで採火されてから、ギリシャ国内をリレーされた。
AP通信によると、会場の外では中国のチベット暴動鎮圧に対する抗議行動があり、活動家20人以上が警察の警戒線を突破しようとして拘束された。
同競技場までの聖火リレーと式典には影響はなかった。
24日の採火式には、中国の人権状況を批判する国際ジャーナリスト集団のメンバーが乱入。
その後の聖火リレーの沿道でも、チベット独立派の活動家らが抗議行動に出ていた。
聖火は31日に専用機で北京に到着。
4月2日から、カザフスタンのアルマトイを皮切りに5大陸をめぐる聖火リレーが本格的に始まる。