備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

080401 ギョーザ中毒 メタミドホス2万ppm

2013-09-18 21:20:15 | 中国
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Kodak DC4800

’08/04/01の朝刊記事から

ギョーザ中毒 メタミドホス2万ppm
被害者宅の未調理品 基準の6万4千倍


中国側ギョーザ中毒事件で千葉県警は31日、被害に遭った千葉市の主婦(37)宅に残っていた未調理のギョーザの皮と具から検出された有機リン系殺虫剤「メタミドホス」の濃度が最大で約2万ppmの高濃度だったと発表した。
ニラの残留農薬基準の約6万4千倍に当たるという。

メタミドホスの残留農薬基準はギョーザなどの加工品では設定されていないが、ニラで0.3ppm、キャベツで1.0ppm。

調べでは、未調理のギョーザ3個のうち1個から、具1グラム中約19.29ミリグラム(1万9290ppm)、皮1グラム中約17.68ミリグラム(1万7680ppm)のメタミドホスを検出。
1個当たり含有量は約264ミリグラムと推定した。

推定含有量から県警は、最も高い濃度のメタミドホスが検出されたギョーザを6個食べた場合、成人(体重60キロ)の致死量を上回るとの見解を示した。

主婦と二女(3つ)は昨年12月28日夕、中国・天洋食品製の「CO・OP手作り餃子」(昨年10月20日製造)を調理して食べ、嘔吐や下痢の中毒症状を訴えた。


外部から浸透「考えにくい」千葉県警

千葉県警捜査一課は31日の会見で、未調理のギョーザから高濃度で検出されたメタミドホスについて「ギョーザ作りから袋詰めの過程で混入された可能性がある」と指摘した。

さらに、中国公安省が「メタミドホスは袋の外から浸透する」としている実験結果のデータに対し、「外部から浸透したとは考えにくい」と反論した。

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