‘06/08/28の朝刊記事から
竹島周辺調査
韓国10月再実施
7月以来日本は中止要求へ
韓国政府が10月中旬にも、実効支配する竹島(韓国名・独島)近海を含む海域で、7月に続いて海洋調査を実施する方針であることが27日、分かった。
10月末までの約20日間のうちの一定期間行う予定で、範囲は7月調査と同様、竹島周辺の日本が主張している排他的経済水域(EEZ)や領海も含まれていると見られる。
日本政府は既に同調査計画を把握している。
同海域での調査については、日韓双方が紛争回避のための事前通報制度創設をめぐり、協議を始める方向で歩み寄ってきたところだけに政府も事態を憂慮。
9月上旬にもソウルで開かれる日韓EEZ境界画定交渉などの場で詳しい説明を聞いた上、自制を求める考えだ。
ただ韓国は7月の前回調査の際、日本が再三自制を求めたにもかかわらず、竹島周辺の日本が主張するEEZや領海内で、海流の塩分濃度などに関する調査を実施。
このため今回も韓国が調査中止を受け入れるかは不透明で、強行した場合は日本も対抗して海洋調査を検討する構えだ。
竹島周辺については、4月に日本が海底地形に関する海洋調査計画を発表、韓国側が猛反発した。
韓国が竹島周辺の海底地形の独自名称を6月の国際会議に提案しないことを事実上の条件に、調査を中止した経緯もある。
竹島周辺調査
韓国10月再実施
7月以来日本は中止要求へ
韓国政府が10月中旬にも、実効支配する竹島(韓国名・独島)近海を含む海域で、7月に続いて海洋調査を実施する方針であることが27日、分かった。
10月末までの約20日間のうちの一定期間行う予定で、範囲は7月調査と同様、竹島周辺の日本が主張している排他的経済水域(EEZ)や領海も含まれていると見られる。
日本政府は既に同調査計画を把握している。
同海域での調査については、日韓双方が紛争回避のための事前通報制度創設をめぐり、協議を始める方向で歩み寄ってきたところだけに政府も事態を憂慮。
9月上旬にもソウルで開かれる日韓EEZ境界画定交渉などの場で詳しい説明を聞いた上、自制を求める考えだ。
ただ韓国は7月の前回調査の際、日本が再三自制を求めたにもかかわらず、竹島周辺の日本が主張するEEZや領海内で、海流の塩分濃度などに関する調査を実施。
このため今回も韓国が調査中止を受け入れるかは不透明で、強行した場合は日本も対抗して海洋調査を検討する構えだ。
竹島周辺については、4月に日本が海底地形に関する海洋調査計画を発表、韓国側が猛反発した。
韓国が竹島周辺の海底地形の独自名称を6月の国際会議に提案しないことを事実上の条件に、調査を中止した経緯もある。