午後3時すぎ、JR函館駅に到着。
函館に着いて第一に目指すのは、予約したペンションです。
街歩きをする前に手荷物を置いていくためにも、宿へ向かいます。
宿屋は函館駅から少々距離があるので、今回は函館市電を利用します。
そういえば函館駅の観光案内所で市電の一日乗車券(600円)を購入しましたが、この日は使いません。
市電の停留場はえんじ色のビルの下にある、と観光案内所の女性から聞いていたので、そちらへ向かいます。
大通りの中央に敷設されている函館駅前停留場。
そうそう、函館市電はいわゆる路面電車なんです。
路面電車は岡山や松山でも見ましたが、実際に乗るのはかなり久しぶりです。
函館駅前停留場に入線している路面電車。
この電車は湯の川行きなので逆方向。
乗車した電車は、15時18分発 函館どっく前行き電車です。
路面電車も道路を通行するので、道路交通法の適用を受けます。
つまりは赤信号だったら止まらなきゃいけないのです。
この交差点のように路面電車専用の信号機が併設されている場合は、そちらの信号に従います。
函館駅前から3駅、十字街停留場で下車。
運賃は210円でした。
十字街停留場は、市電2路線(2系統路線・5系統路線)の分岐停留場となっています。
ちなみに、函館どっく前行きは5系統路線です。
今回の旅では乗車する予定ではなかった2系統路線の方は、とある理由でお世話になることとなりますが、それはまた別の話。
【今回の乗車記録】
函館市電 (DY17)函館駅前停留場 15時18分発
■5系統路線 函館どっく前行き
(DY20)十字街停留場 15時23分着
*所要時間 5分
*移動距離 1.3km *運賃 210円
十字街からは、宿屋まで徒歩で向かいます。
二十間坂を上ります。
幅広な石畳の坂道は、「函館にやってきたな~(#^.^#)」という旅情に満たされます。
坂の上はあの函館山、といってもこの坂は山頂までは続いていませんけどね。
雰囲気ある街並みですが、この斜度!!
目測で計算するとざっと20%はありそう。
私の旅情はあっという間に消え失せていきました。
坂を上り始めてから約10分、予約したペンションに到着しました。
宿屋の扉を開けますが・・・・・・主人はなかなか出てこない。
「ごめんくださ~い」と呼びかけて・・・ようやくご主人登場。なかなか人の良さそうな方ですな。
私の部屋は1階の一番端っこ。
なんとも質素なお部屋です。ビジネスホテルではないので、内風呂はありません。
そしてストーブはあるのですが、冷房はありません。扇風機もなし。
最初は驚きましたが、高台にあるので風が涼しく、冷房はなくても問題なさそうです。
苦労したのが、コンセント穴の少なさ。携帯、PC、デジカメを所持している私は、充電のタイミングを考えなければなりませんでした。
ベランダからの眺め。
ここの売りは「夜景がきれい」ということでしたが、残念ながら樹木が邪魔しています。
もとよりじゃらんで予約した「ワケアリ物件」でもあるし、夜景はこれから外でたっぷり味わうので問題はありません。
手荷物を自室に置いた私は、近くにある元町教会群を散策すべく、いったん宿屋を後にしました。
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