夏が始まる少し前、私は約30年ぶりに上野動物園に行ってきました。
上野公園をぐるっと回ってきたため、まずは西園から散策スタート。
はじめに入ったのは、爬虫類両生類館です。
最初の動物は、世界最大の両生類・オオサンショウウオですが・・・
どこにいるのかわからない・・・
この水槽にはいないのでしょうか??
!!! でけぇ!!!
こんなのが山里の渓流に、しかも日本にいるのです。
なんとも末恐ろしいですね。
「ほら、一回見たらさっさと進む! 立ち止まらない!!」
その声の主を見ると、般若のごとき形相のオバサン保育士が園児を引率していました。
いままで出会った最恐クラスの保育士に違いありません。
保育士と園児の群れとともに、爬虫類両生類館を回っていきます。
その群れに、ひとり混じっていた可愛い保育士さん(^^♪
ガラパゴスゾウガメだったか??を見ながらも、保育士さん(^^♪の後にくっつきながら両生類爬虫類館を回っていきました。
両生類爬虫類館を出たところで、保育士さん(^^♪とも保育士さんともお別れです。
というわけで、ここからは真面目に動物を観察しましょうか。
フラミンゴ、ハシビロコウ。
サイ!
カバ!!
フェンスが低いような・・・こいつら本気になれば逃げられるんじゃないのか?
などと二人で会話しながら歩いて、西園のラストは・・・
レッサーパンダさん。
かつてはこちらが「パンダ」だったのですが、のちにジャイアントパンダ(白黒のパンダ)が有名になると、「小さい」という意味の "lesser" が付いてしまったのです。
しかもこの "lesser" という単語は「劣っている」という意味をも有するため、ますます不当な扱いを受けてしまっています。
ちなみに英米では「レッドパンダ」というそうです。
中国語ではレッサーパンダが「小熊猫」、パンダが「大熊猫」といいます。
西園から本園に入る前に、喫煙所でたばこタイムです。
私はたばこは吸いませんので、外で小休止。
動物園本園に入りました。
まずどこに行くか・・・閉園時刻やカメラのバッテリーを考慮して、まずメインをおさえてしまおう!ということになり、
大正義・パンダ小屋へ。
パンダ氏は並みいる観客の前で、ふんぞり返って笹をかじってばかり。
股をおっぴろげて、まったく恥じらいってものがありません!
激写してやりました(*^^)v
でもチ・・・・・・なのか・・・・・・・・・なのかわかりませんでした。
そのうちパンダ氏は起き上がって少し歩き、
またふんぞり返って笹を食らい、
完食したのか、姿勢を正して「ごちそうさま」???
パンダの次は、ゾウ。
またしてもきわどいシーンで失礼。
上野動物園のゾウは、アジアゾウという種のゾウだそうです。
ゾウさんはただいまお食事中です。
そして鼻を器用に用いて、食後のお掃除でしょうか? 癒されます(*^_^*)
園内にただよう戦慄。
恐るべき破壊力の主は何者か?!
かわいいのぅ~(#^.^#)
破壊王はこのマレーグマではなさそうです。
ツキノワグマ。
わが母の故郷・A県K市では相当の猛威を振るっているようですが・・・破壊王は彼でもなさそう。
でけぇ!
ヒグマってこんなにでかいのか! 体長は2メートルを超えているとは・・・こんなのに遭ったら一発で終わるよ(T_T)
近々ヒグマが出たとかいう場所に行く用事のある私にとっては戦慄の存在ですが、破壊王は彼ではなく、
世界最大のクマ・ホッキョクグマでした。
下からのホッキョクグマ。でかいです。
ほかにもライオン、トラ、ニホンザルなどいろいろな動物を見たところで、上野動物園のトリを飾るのは・・・
墓。
この墓は、園内のガイドマップにも一切載っていない謎多き存在・・・
というわけではなく、藤堂高虎をはじめとする藤堂家当主の墓所なのです。
もともと上野動物園の敷地は、もとをただせば藤堂家・伊勢津藩の屋敷があったところなのです。
動物とはまったく関係ないところで・・・いやいや「高虎」だから少しは関係あるか・・・ともかくも大人の上野動物園周遊、終了。
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