![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/09/4e507e77d617ac4ed4542334155cf507.jpg)
「若鶏時代 なると」本店で早めのランチをとり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/cc/2fd463e45d1acd0bc90c511822ceeff7.jpg)
小樽駅から小樽港を結ぶ小樽中央通りに戻りました。
ここからは港方向へ下っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/37/b1ca17698e3ac8123283e315f853b325.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/38/75f471be4414311c06a3c8e6a471b74d.jpg)
通りを貫く鉄道路線の跡。
廃線となった国鉄手宮線です。
現在はしゃれた遊歩道になっているようですね。
交差点にたたずむ、歴史のありそうな建物。
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旧安田銀行小樽支店【小樽市指定歴史的建造物】です。
小樽にはこのような歴史ある建物が各所にあります。
小樽散策について特にプランのなかった私は、この「小樽市指定歴史的建造物コンプリート」的な散策をしてみようかな~なんて思いつきました。
のちのち実行に移して参りますが、これはまた、別の話。
小樽観光のメイン・小樽運河のほど近く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/6f/7e2de30e109e1341928f353efa3981c1.jpg)
小樽運河プラザという観光案内所のような施設がありました。
情報収集のため、中に入ります。
・・・・・・中に入りましたが、あまり情報は得られませんでした。
どちらかといえば、休憩所というべき喫茶店、そして土産物屋が入っていました。
そして小樽観光とはほとんど関係ないある商品が、私の目を釘付けにしてしまいます。それは・・・
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全国鉄道路線図 昭和30年版(1,500円)です!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/e8/f301b0247ed289f4e0d89a8996994013_s.jpg)
わが出身地のあたり。
Y字型に掘り込んだ鹿島港がありません!
香取駅と鹿島神宮駅を結ぶJR鹿島線もありません。
当時は交通インフラがまったくなく、「陸の孤島」ともいうべき地域が、現在となっては一大工業地帯となりました。
感慨深いですねぇ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/46/863ee6de4e6e6f9bac1803d65fe8cfba_s.jpg)
私が学生時代を過ごした仙台。
現在と比べると、まず東北新幹線がありません。
それから東北本線は岩切、利府、松島、品井沼と続いています。
現在でいう利府支線が当時は本線であって、しかも利府から先が続いていたのです。
この路線図の陸前山王駅からグニャリと曲がって品井沼駅へと続くルートが現在の東北本線で、このルートの上に塩釜駅、松島駅、愛宕駅があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/33/6f/0aefd561172d93ba3eb3cdbc312aabaf_s.jpg)
青森県あたり。
現在の八戸駅は、当時は「尻内駅」で、現在の本八戸駅が「八戸駅」でした。
あとJR津軽線が、青森駅から蟹田駅までしか開通していなかったんですね。
下北半島では、現在の本州最北の駅・下北駅からさらに北に進む路線があったようです。
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北海道。
かつてはこんなにも鉄道網が張り巡られていたんですね。
現在はこの中の半数以上は廃線になってしまいました。
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函館付近。
当時は松前線なんてのがあったんですね。
これがあったら松前城の登城は、少しはラクになったかもしれません。
近年廃線になった江差線も当時は健在。
ただ当時は青函トンネルが開通しておらず、当然ながら北海道新幹線もありません。
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札幌周辺、いわゆる道央地域。
札幌の東側がなかなかいそがしい感じです。現在はほとんどが廃線になっています。
このあたりは日本有数の石炭産出地帯、鉄道は石炭の運び出しで活気がありました。
石炭を運び出す小樽港や室蘭港へ続く鉄道が複線になっています。
室蘭本線の苫小牧・岩見沢間が当時はメインルートだったことも、現在の寂れっぷりからすれば想像できません。
現在は新千歳空港ができて、千歳線がメインルートになっています。
昭和30年の鉄道路線図をひとり眺め、悦に浸っていました。
この場によね先生がいたら、この路線図で数時間語らい、小樽観光などそっちのけになっていたでしょう。
おっと、そろそろ小樽の街でも歩こうか。
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