小田原駅前のネットカフェで1時間半ほど時間をつぶし、ふたたび小田原駅に戻ってきました。
時刻のほどは、日付が変わって午前0時。
1日乗り放題の乗車券である青春18きっぷを有効活用すべく、日付の変わる時間を見計らって改札口を通ります。
乗り込む列車は、0時31分発の快速ムーンライトながら81号 大垣行き。
ですが今回は大垣までは行かず、途中の岐阜駅で下車します。
東海道線ホームの待合室で待つこと約20分、くだんの列車はやってきました。
生まれてはじめての撮り鉄に挑んだのですが、失敗。
停まっている列車の方向幕しか撮れませんでした。
撮り鉄は難しいのぅ。
ここで補足説明。
「青春18きっぷ」 キング・オヴ・割引きっぷ 5日分
JR線のすべての普通電車が(快速、特快なども)乗り放題という貧乏旅行には欠かせない切符。
5日分で1枚のため、1日あたり
ただし、新幹線や特急に乗るときは、18きっぷさんはまったく使えず、特急料金だけでなく乗車料金も取られてしまいます。
「ムーンライト」 夜行の普通電車
全車指定席ですが、指定席券は
18きっぷと組み合わせれば、東京から北九州の小倉まで
そのため、特にムーンライトながらは、指定席券が完売になりやすく、繁忙期では販売開始1分で完売ということすらあったりします。
ムーンライト号は現在
・ムーンライトながら 東京~大垣<東海道線>
・ムーンライト信州 新宿~白馬<中央線・篠ノ井線・大糸線>
ここで、ムーンライトながらに乗車する場合、東京駅の発車が23時10分。
なので東京駅で18きっぷを提示してしまうと、18きっぷを2回分使ってしまうことになります。
これはもったいないことです。
そこでながらに乗車する場合は、日付が変わって最初の駅である小田原から乗るのがベターとされています。
ちなみに
小田原城登城から約7時間、待ちに待ったムーンライトながらに乗車します。
押さえた指定席は通路側です。
指定席券は完売となっているため、理論上空席はありません。そして実際空席はなかったようです。
座席の並びは、【2席-通路-2席】となっています。ありていに言えば、せまい。
隣には人が座っています。隣人とぶつかる蓋然性大。
通路側の座席。
リクライニングは30度くらいしか倒れません。
車内の照明は防犯のため消えません。
なにより、5時間という微妙な乗車時間。
絶対眠れねぇな。
てか絶対寝させてくれねぇな。
さらに隣の席の男が、眠りながら徐々に体を寄せてくる始末。
睡眠を半ばあきらめて、「ケータイ国盗り合戦」で「国盗り」しながら時間をつぶすこととしました。
初めて知ったのですが、途中の浜松駅とかで30分くらい停車するのです。
おそらくは貨物を通過させる措置なのでしょうか。
なのに、乗降客の多い名古屋駅には5分くらいしか停まりません。
名古屋に着く頃には、すっかり夜が明けていました。
乗客のほとんどは、名古屋駅でぞろぞろ降りていきました。
岐阜駅で下車した人はごくわずか。
早朝の駅は、中も外も閑散としていました。
閑散とした駅前に、やけに輝く黄金の織田信長像。
JR岐阜駅北口には、バスプールが整備されててはいますが、朝飯が食べられそうな店は見当たりません。
寝不足と空腹という状況で、信長が城主であった岐阜城に挑もうということになりそうです。
【今回の乗車記録】
JR小田原駅 0時31分発
■東海道線 快速 ムーンライトながら81号 大垣行き
岐阜駅 5時44分着
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます