真名井神社を参拝し、真名井の滝でちょっとした神秘的な体験をすることができました。
真名井の滝から公道に戻りました。
ここから田んぼ道を進んでいきます。
のどかな田園を進むこと約5分、
出雲国庁跡(出雲国府跡)【国指定史跡】にたどり着きました。
奈良時代に出雲国の政庁があった場所は、背後に神が隠れこもるといわれる茶臼山が横たわっています。
そして、出雲国庁跡に隣接するのが・・・
六所神社です。
【真名井神社(真名井の滝) → 六所神社 のルート】
真名井の滝 9時55分発
出雲国庁跡 10時00分着
六所神社 10時06分着
*移動距離 1.1km
*所要時間 11分 (平均の速さ 6km/h)
境内には誰もいない・・・。
縁結び占いで全国的にも有名な八重垣神社、国宝&重要文化財を擁する神魂神社は、早朝にもかかわらず参拝客がそれなりにいました。
それに比べると真名井、六所の二社は、参拝客がひとりもいませんでした。
意宇六社めぐりって、あまりメジャー?な巡拝ではないのでしょうか。
六所神社は、かつての出雲国府の裏手に鎮座している神社です。
また異説では、神社を管理統括する「録所」から「六所神社」の社号となったともいいます。
六所神社は出雲国の総社、すなわち神々をまとめてお祀りする神社とされました。
出雲国府に赴任した国司は、政庁の裏手に鎮座するこの神社を参拝することで、出雲国すべての神社を参拝することに代えたのだそうです。
また、神在月に全国から出雲国に集う神々は、まずはこの六所神社にいらっしゃるのだといいます。
境内は決して大きくはないのですが、この拝殿はじつに圧倒的。
重厚なしめ縄も出雲大社のそれを連想させ、この神社も出雲大社に大いに関係しているのだと思い起こさせてくれます。
拝殿の背後に建つ本殿。
八重垣、神魂、真名井の三社と同様、大社造です。
六所神社は玉垣がないので、間近に本殿を拝見することができます。
大社造の特徴のひとつである掘立柱が、ここではよく見えますね。
掘立柱が3×3の9本あって、本殿の床が正方形となっていることもわかります。
本殿の入口が右寄りであることもよくわかります。
六所神社では本殿をしっかり拝見できましたが、社務所のような建物は見つけることができず、御朱印などをいただくことはできませんでした。
あとでわかったのですが、御朱印は神社のそばにある宮司さんのお宅でいただくことができるそうです。
六所神社のすぐ近くを流れる意宇川。
川ぞいを下って、次なる神社へと向かいます。
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