鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

鳥取砂丘・前編~無の砂地

2020-06-21 | 公園・庭園


令 和 元 年 神 無 月 廿 日 ( 日 )

午 前 六 時 四 十 一 分

J R 鳥 取 駅 北 口



鳥取駅北口にて、バスの到着を待っています。
行き先は鳥取の名所・鳥取砂丘
ある筋では黒歴史の地でもあります。



鳥取駅北口のバスプールは、北口を出て左側。



砂丘へ向かうバスは、ここから出ています。



4番のりばの時刻表。
7時00分発 岩美・岩井線 蕪島行きのバスが、鳥取砂丘に向かう始発のバスです。

ちなみに、始発にこだわらなければ、1時間に1~2本ある砂丘線のバスが出ています。
また土曜・日曜・祝日は、循環バス・ループ麒麟獅子号も運行されています。


時刻は7時を回り、



日本交通さんのバスがやってきました。
いざ、砂丘へ!




でっかいアーケードです。
このアーケード、屋根が開閉式になっているのだとか。



バスの行く手にそびえ立っているのは、まぎれもなく鳥取城です。
ああ、この山を登っていくのか・・・それは後の話。


乗車してから約20分後、



運賃380円を支払い、砂丘東口バス停にて下車しました。



【今回のバス乗車記録】

(日交)日本交通 鳥取駅北口バスプール 4番のりば 7時00分発
岩美・岩井線 蕪島行き
砂丘東口バス停 7時22分着

*所要時間 22分
*運賃   380円




午 前 七 時 廿 三 分

鳥 取 砂 丘 ・ 砂 丘 東 口 バ ス 停




バスから下り立った地は、まさに砂の国



砂丘の入口へと歩いていくと、砂の美術館というアトラクションもあります。
砂を素材にした彫刻作品が展示されているのですが、開館時刻は午前9時なので、今回は残念ながらスルーさせていただきました。

そういえば、砂の美術館前にもバス停がありますね・・・。


砂の美術館から100メートルほど歩くと、



砂丘の入口に到着します・・・が、ここからは立ち入らず、もう少し歩いていきます。




お土産物屋さんが建ち並び、また駐車場も整備されています。



駐車場の近くに鎮座する、「国立公園 鳥取砂丘」の石碑
このあたりが、砂丘へのメインとなる入口です。



階段を上って、砂丘へ。
階段から駐車場側を振り返ると、こんな感じの画。

 

階段を上り、砂丘へ入ろうとすると目に入ってくるこの看板。
これを見て某軍団の黒歴史を思い起こすのは、私だけではないと思うのですが、どうでしょう?




午 前 七 時 三 十 四 分

砂 丘 に 足 を 踏 み 入 れ る




「無」。
目の前に広がるのは、砂ばかり。
当然のことながら、砂丘には木が1本も立っていません。
奥に見える日本海もまた、際限なく広がっているかのよう。



雄大な砂の空間を、ゆっくりと歩いていきます。
前日が雨だったからなのか、この日の砂は湿り気を含んでいて、私は砂に足を捉われずに進むことができました。





意外と高い、馬の背と呼ばれる砂の丘陵。
これを上り越えて、海へ。



傾斜がなかなかに急な馬の背。
これを乗り越えたころには、雲に隠れていた太陽が姿を現しました。




西側の日本海。
鳥取港の埠頭が見えます。
天気が良ければ、遠くに隠岐島が見えるのだとか。



東側。
沖合に浮かんでいるクジラの形をしている島は、海士(あもう)というそうです。





内陸側を望むと・・・砂地がただただ広がっているというよりも、緑地が砂丘に迫ってきているという感じがします。
砂地の部分でも、緑化しているところが見られます。

太陽をわずかに覆い隠す雲。
砂地にくっきりとその影をさしています。
「無」の空間でなければ見ることのできない、貴重な光景だと思います。

 

地面をよく見ると、風紋と呼ばれる砂の縞模様が残っています。
鳥取砂丘は著名な観光地なので、砂丘は観光客の足跡だらけになってしまうのですが、人の立ち入らない夜から早朝にかけて、砂丘を吹く風が地面をならしていき、このような紋様ができあがるのだそうです。
前日が雨だったためか、風紋はあまり目立たないものでした。



砂、持って帰っちゃおうかな・・・って、そんなことは絶対にしませんよ~。




そろそろ戻りましょう。





馬の背を下りました。



砂地の中でただボーっとたたずんでいるのも、悪くはありませんね。






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