出雲大社から、電鉄出雲市駅へ。
JR出雲市駅とは通路で繋がっています。
出雲大社の本殿を模した北口。
ロータリーの向かいにはおなじみのビジネスホテルもあって、出雲市の玄関口のようですね。
JR出雲市駅の東側にある電鉄出雲市駅は、なんだか隅に追いやられたようにもみえます。
人通りも多くなく、JR駅と比べるとどこか寂しげです。
電鉄出雲市駅を通り過ぎ、東へと歩いていきます。
駐輪場がありますが、構わず進みます。
公道に出たら、左へ。
"ARION"のビルの方へ歩いていきます。
この通りはおろち通りというそうです。
おろち通りを北へと歩きます。
グリーンリッチホテル出雲の看板が見えたら、すぐ先の信号を右折。
青いコンビニが角にありますね。
屋根つきの商店街を進んでいくと・・・
今宵のお食事をいただく献上そば「羽根屋」さんに到着しました。
屋号にもある「献上そば」って何でしょうね?
羽根屋さんのサイトによると・・・
明治40年(1907年)大正天皇がまだ東宮(皇太子)の御時、山陰地方に行啓された折に、羽根屋が出雲そばを御食膳に供したところ、殿下がおおいにお気に召され、「献上そば」の名をお許しになりました。
また昭和40年(1965年)には上皇・上皇后両陛下が東宮の御時に、御食膳に羽根屋の「献上そば」が供されました。
・・・のだそうです。
いわば皇室ゆかりのおそば、といったところ。
そのようなことは全く知らない私でしたが、とにかく入店。
「いらっしゃいませ」
入店の挨拶に次いで、店員氏が問いかけます。
「何名様ですか」
私はひとり旅なので「1名」と答えると、
「こちらの席へどうぞ」
入口からほど近い窓際のカウンター席、「献上そば 羽根屋」の「ば」の字のあたりの席に案内されてしまいました。
嗚呼、ここじゃない別の席に座りたかったのに・・・!
私の思いなど知る由もない店員氏は、ルーティーンを継続。
望まぬ席に、そば茶を供して立ち去ります。
店の奥にはテーブル席があり、私が座りたかった席もありそうです。
そんなこととは関係なく、店員氏は私のオーダーを受け、また立ち去っていきました。
私の心底にある最大のオーダーは、置き去りにされたまま。
やはり欲求は抑えられない。
私はトイレに行くというていで店の奥へ。
テーブル席には何組かが着座していましたが、私が座りたかった席は空いていました。
中庭への扉のそばにあるこの席。
この席こそ、水曜どうでしょう「原付西日本制覇」にてどうでしょう班が着座した席なのです。
私がちょっとばかり感動しながら写真を撮っていると、他のお客さんたちは「この人、何やってんだ?」というような表情をしていました。
席に戻り、
出雲そば割子三段、うまい!
ただ、かえしはみりんが少々強めのように感じました。でもうまかった!
そば完食 & そば湯完飲!
行きと同じ道をたどって、
JR出雲市駅に戻っていきました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます