沼津魚市場のそばにある食堂で、
「丼」とは呼べない「地アジ丼」を食べた後、沼津港一帯を散策します。
このあたりは「港八十三番地」というエリアで、「駿河湾を味わう町」というコンセプトで街づくりがなされているそうです。
駿河湾を味わうということで、魚を中心とする飲食店や土産物店が多く立ち並んでいます。
そんな「港八十三番地」の中に、
沼津港深海水族館はあります。
開館時刻は午前10時ですが、その前から開館を待つ人々の行列ができていました。
我々は疫病に罹患しないように、入館を後らせることにしました。
その間は「港八十三番地」の店々を回っていきましたが・・・とくに何を食べるわけでもなく、とくに何を買うわけでもないまま、再び水族館へ。
沼津市内には、水族館が3ヶ所あります。
沼津港から離れた内浦湾ぞいに、伊豆
内浦湾の入口に浮かぶ淡島にある、あわしまマリンパーク。
そして沼津港にある、沼津港深海水族館です。
第2王子は、この3つの水族館すべてを制覇すると息巻いていました。
かくして、最初の水族館へと足を踏み入れます。
開館時刻から30分過ぎると、長蛇の列は解消していました。
券売機で入場券を購入し、中へ。
料金は、大人1,600円。
行列こそなかったものの、館内の混雑はなかなかのもの。
職員のおねいさんが「立ち止まらないで下さ~い」と呼びかけをしていました。
最初に私の目を惹いたアブラボウズ。
たいそう美味だそうですが、体脂肪率が40~50%ほどのため、多く食べると腹痛をおこすのだとか
立ち止まり禁止!を律儀に守っていたからなのか、なかなかいい画が獲れませんでした。
魚の名称もあまり覚えていませんでした・・・。
タカアシガニだぁー!
毛深いザリガニのようなオキナエビ。
おじいさん=翁の白髪に覆われているような姿から、このような名がついたのでしょうか。
深海の生き物をながめながら進んでいきます。
メンダコ・・・の飾り物。
本物のメンダコも展示されていましたが、唯一撮影禁止になっていました。
メンダコは刺激にめちゃくちゃ弱いらしく、フラッシュ撮影でもされようものなら、あっさり死んでしまうのだそうです。
深海魚のゾーンを抜けると、
「シーラカンス・ミュージアム」に入ります。
深海水族館は、世界で唯一シーラカンスの冷凍標本を展示しているのだそうです。
これが、シーラカンス・・・!
「生きる化石」にふさわしい、重厚な鱗。
迫力ある顔面。
ときどき、グソクムシ。
レゴランド産のシーラカンス???
おおぅ、こっちが本物の冷凍標本でしたか・・・!
さっきのはレプリカ・・・ではなく、はく製。
れっきとした「本物」のシーラカンスです。
まるで泳いでいる姿そのままに冷凍されているシーラカンス。
はく製とは一味違った迫力です。
ふたたび、深海の生き物のゾーンへ。
ときどき、グソクムシ。
最後は、ダイオウグソクムシの標本。
午前11時07分、退館。
率直な感想は、あっさり終わっちゃった・・・といったところ。
見物客の密集を回避しなければならないため、生き物たちをじっくり見ることができなかったのが残念です。
ともあれ、沼津の3つの水族館のうちそのひとつを制覇し、深海水族館を後にしたのでした。
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