夜も明けきらぬうちに柏の本拠地を出て、
松戸の市街地、新京成電鉄みのり台駅付近を移動しています。
年頭に受けた健康診断の結果が、非常によろしくなかった私。
中性脂肪 500(正常値は30~149)という驚異的な数値をたたき出してしまい、再検査を受けるハメに。
そこでカップ麺などのジャンクフードをやめ、食前に野菜を摂取し、休日はなるべく自転車で出かけるなどしていきました。
その後の再検査で中性脂肪は250程度に落ち着きました(それでも基準値オーバーです)が、係りつけのお医者様はLDL(悪玉コレステロール)の値が高いことを問題視されました。
ノー・ドラッグ主義を貫いてきた私も、ついに服用薬を飲むこととなってしまったのです。
今回の大会、会場は横浜。
自身の健康のためにも、ここは自転車で行こうじゃないか。
そう意気込んで、朝早くから本拠地を後にしたのです。
午前4時に目が覚めた私は、女王様ご一家の目覚めをはばかって、寝起きのシャワーを浴びずに出発しました。
とはいえ寝汗を落とし、ヒゲを剃るためにも、どこかでお風呂に入りたいところです。
出発前にあらかじめ調べておいた、朝から開業している銭湯。
「松戸ヘルスランド」・・・どこかいかがわしい感じもしますが、立派な銭湯です。
私が調べたところでは、千葉県内で朝から開業している銭湯はどうもここだけらしいのです。
(スーパー銭湯は除きます)
あれれ? 入口が見当たらない??
このビル、なんだか封鎖されているようだし・・・もう廃業しちゃったのかな???
路地裏に入り込んだところに・・・「カラオケランド ピュア」????
でも入口をよく見ると、銭湯のようにも見えます・・・。
扉を開けると、50代くらいのおばさまがフロントにいらっしゃいました。
やはりここで正解のようです。
入浴券の発券機で450円を支払って、この日最初のお風呂に入りました。
浴室に入ると、洗い場にはリンスインシャンプーとボディソープが備え付けられています。
事前にドラッグストアに立ち寄って、シャンプーセットなどを購入しておいたのですが、ここではその必要はなかったようです。
浴槽は3つで、それぞれにジャグジーがついています。
足を伸ばしながら入るジャグジーなど、ひと通り入浴していきました。
水温計がついていなかったのですが、水温は体感で42~43℃くらいでしょうか。
朝起きた人間が、眠気を吹き飛ばすにはちょうどいい温度といえるでしょうか。
浴室から出て、ロビーでひと休み・・・しようと思いましたが、コロナ禍のためにロビーは使えなくなっていました。
仕方なく、早々に外へ。
「松戸ヘルスランド」を出たあたりから、雨がぽつりぽつり。
JR武蔵野線市川大野駅付近で雨は激しさを増し、ついにコンビニに駆け込むことに。
レインコートに加え、手荷物保護のために市川市指定ごみ袋を購入。
雨が降ったり止んだり、落ち着かない空模様。
午前7時18分、市川橋を渡って東京都へ。
午前7時59分、平井大橋にて荒川を渡ります。
スカイツリーの先端部分が霞んで見えますね。
午前8時29分、両国橋で隅田川を渡河。
どこぞの女史が「来ないでいただきたい」という都心に入ってしまいました。
午前8時44分、日本橋【国指定重要文化財】へ。
まだ朝だっていうのに、行程の約半分まで来てしまいました。
日本橋の北詰にある乙姫広場。
日本橋魚市場発祥の地の碑が立っていますが、
森永ハイソフト「日本の美しい橋」の画角はこのあたりと思われます。
朝食を求めて三田まで来ましたが、GW期間中はお休みでした。
横浜へと向かう国道15号・第一京浜から外れ、国道131号・産業道路へ。
街中のルートを避け、海寄りの工業地帯を進んでいきます。
天気は相変わらず、雨が降ったり止んだり。
服装も、レインコートを着たり脱いだり。
それにともない、衣服は徐々に濡れ、靴はもうすでにビッショリ。
このあたりで、第2の銭湯に入りたいものです。
スマホさんで調べたところ、午前11時ちょうどに営業が始まる銭湯がありました。
大田区大森南、新呑川湯。
開場したばかりだというのに、もう先客がいるようですね。
券売機で入浴券(470円)を購入し、フロントのおねいさんに提出してから、中へ。
ゆったりめの脱衣場は照明がやさしく、なかなか新しい銭湯のようです。
もともと「呑川湯」というのがところに、近年リニューアルして「新呑川湯」となった・・・なんてホラ話をされたら信じてしまいそう。
(実際は、付近を流れている川が新呑川というのだそうです)
いざ、入浴!
浴槽は、室内に3つ、特別室に1つ。
サウナと水風呂、さらには露天風呂もついています。
洗い場にはリンスインシャンプーとボディソープが備え付けられています。
特別室の浴槽は、電気風呂のラドン湯だそうな。
私は「電気風呂」の言葉の響きに怖気づき、これには入らなかったのですが、銭湯でラドン湯はなかなか珍しいのだそうな。
ところで、ラドン湯ってなんだろう???
さて浴槽はジェットバス、人工炭酸泉風呂、シルキーバス。
これらを順番に入って、雨天の強行軍の疲れを癒していきました。
水温は41~42℃で、熱がりの私としてはちょうどいい具合です。
温度計もデジタル表記で、ここでも「新」たる感じを覚えますね。
森永マミー、うまい!
湯上りのあとの1杯はコーヒー牛乳が定番ですが、ここではマミーさん。
お飲み物は自販機で販売されています。
マミーさんを、ゆったりめのロビーで味わいます。
ここのロビーはほんとにくつろげる・・・あんまり滞在すると出発する意欲が失せてくるので、雨が小降りになったところを見計らって、外に出ました。
午後12時06分、
大師橋で多摩川を渡ります。
水曜どうでしょう「原付日本列島制覇」の出発地を見下ろしつつ、ママチャリは神奈川県へ。
相変わらずの雨天に体力を奪われ、私は長時間の休憩を洪福寺松原商店街のコメダ珈琲でとっていました。
そして夕方、
大会会場に向かう前に、この日最後の銭湯へ。
横浜市西区中央二丁目、朝日湯。
ちなみに「朝日湯」は横浜市内にもう1ヶ所、鶴見区の生麦にもあります。
それはさておき、ここは「ザ・銭湯!」というようなたたずまい。
のれんをくぐると下駄箱、そして「男湯」「女湯」に分かれる2枚の扉。
男湯の扉を開くと、小脇に番台、広がる脱衣場。
外観だけでなく、中も昔ながらの「ザ・銭湯!」です。
脱衣場に主人と思しき翁がいたので、入湯料490円を支払いました。
いざ、入浴!
洗い場にシャンプーなどはなく、すべて自前で用意する必要があります。
洗い桶は黄色いケロリン、定番ですがこの日は初めてお目見えしました。
浴槽は通常のものと、薬湯の2つ。
水温計は、42℃から46℃まで赤帯が施されていて、その上限すなわち46℃を指しています。
入ってみると・・・案の定、熱い。
最初のうちは入っては出てを繰り返していましたが、そのうち熱さにも慣れてくると、表皮がピリピリとしながらも気持ちよく入れました。
いっぽう薬湯は、2℃低い44℃。
普通のお風呂よりちょいと熱いくらいだったので、ゆったり浸かることができました。
富士山の銭湯画を見ながらのお風呂。
銭湯では定番のこの画も、この日の銭湯3軒のなかではここだけでした。
心身共にリフレッシュしたところで、午後5時30分ごろでしたか? 大会会場に到着したのでした。
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