月照寺【国指定史跡】で、歴代藩主ほぼ全員のお墓参りをしてきました。
松江の市街地に戻るべく、宍道湖の湖畔に出ました。
時は夕刻、宍道湖大橋と山陰合同銀行本社ビルが、朱に染まり始めています。
西の方、宍道湖に目をやれば、日輪が湖面を照らしています。
宍道湖は夕陽の名所で、湖畔にある島根県立美術館が「日本の夕陽百選」に選ばれています。
この日は天気も良かったので、素晴らしい夕陽が見られるのではないか・・・?
そう期待して、宍道湖沿いを歩くこととしました。
宍道湖大橋を渡り、
白潟公園へ。
さらに湖岸を歩き、
島根県立美術館へ。
そこからもう少し歩くと、
Google Mapさんに表示されている「宍道湖夕日スポット」にたどり着きました。
湖に浮かんでいるのは嫁ヶ島で、宍道湖で唯一の島です。
松江城を築城した堀尾吉晴は、天守から眺めた景色に感動し、嫁ヶ島を「湖中の一勝地」と評したといいます。
日輪が朱に染まり始めています。
水平線の上に雲が・・・!
日輪が雲の後ろに隠れようとしている・・・!
日輪が、分厚い雲に沈んでいく・・・!
17時25分、残念ながら日輪が完全に雲に隠れてしまいました。
国立天文台のサイトによれば、この日の松江の日没時刻は17時28分でしたが、この3分間で分厚い雲が晴れるとは思えなかったので、このまま食事へと赴いていきました。
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