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ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

愛子様ご入園

2006年04月11日 | 戯言
愛子様の学習院幼稚園入園のニュースを見て、先日読んだ「學習院初等科受験バイブル」という本が思い浮びました。

オヤジのもう一つの「塵芥亭」ブログの「オヤジの読書」リストにコメントを入れていますが、ここで再掲します。

--------以下 再掲記事
山本紫苑著「學習院初等科受験バイブル」
著者は今や年賀状だけの付き合いになったが、オヤジと同世代で学生時代からの知り合いである。母校への愛と想いのいっぱい詰まったこの本(初等科の「初」も実は旧字体)は、著者自身が言うように巷にあふれるノウハウバイブルではない、むしろオヤジ達の世代から送る痛烈な近年の家庭教育批判である。丁寧な言葉ながら、こんなことが起きているの?と愕然とする「お受験」の実態。ちなみに、オヤジの母校は中学・高校と学習院と対抗戦をやっていた。蛇足ながら今でも「院歌」歌えます。
--------以上

この本に対しては、結局は自らも卒業生であって我が子3人を学習院に入れた著者自身の優越感の誇示ではないかという意の批判もありました。
しかし、単なる優越感のためなら、何ゆえ学習院にここまで拘るのかは実は説明できません。
もっと偏差値の高い学校は存在します。もっと世間的に高い評価を得られる可能性のある学校も存在します。
それでもそこまで学習院に拘る理由とは、まさに学校に対する共感と愛着であり、こういった共感や愛着ある人達によって校風が培われ伝統が育まれていくのだとオヤジは考えます。

晴れて愛子様とご学友(まだご園友かな?)になられた園児の親御さんが、どれだけ学習院に共感、愛着をお持ちになっているかは定かではありません。
ただ、もし単なるブランドとして学習院を捉えているとしたら、残念なことです。

学習院に限った話しではなく、オヤジの母校なども同じことが言えます。
季節柄見るからに新入生っぽい人達を街中ですれ違います。その多くが偏差値事情や就職に便利だからといった単なる手段としてではない学校選びをした結果として、その学校の伝統を育む一人として青春を謳歌してくれればなぁと思いました。
ちょっとクサイ表現でしたか・・・
コメント
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