ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

ついにエアトランセ

2006年04月19日 | 仕事
三度、エアトランセの話題であります。
今回は、ついに「ガイアの夜明け」にも登場したエアトランセ社長のご尊顔をナマで拝見することができました。
函館の得意先の会合での記念講演会に登場されたのです。

お世辞にも講演上手ではありませんでしたが、自分のことを自分の言葉で話す姿勢と実感の伴った内容(概要はココとほぼ同じです。)は、久々に眠くならずに90分の講演時間を過ごすことができました。

「鶏頭なるも牛後なるなかれ」(本来の諺は「鶏口となるも牛後となるなかれ」)が社長のモットーだそうです。講演会のタイトルも「にわとりのあたま ~小さな世界で一番になる~」でした。考え方は至ってシンプルです。事業自体は目新しいものではないが、大企業がやらない、考え付かないフィールドでお客様のニーズを捉えてしっかりとトップをキープすることに徹しておられます。いくつも会社を起こされていますが戦略の軸がぶれていません。ひょっとするとランチェスターの競争戦略の最も忠実な実践者かもしれません。

講演では自らの生い立ちに触れられて、何故これをモットーとするようになったのかが語られました。上のリンク先の記事では触れていませんが、短大時代には偏差値40以下専門の家庭教師をして月収60万円あったそうです。
何故、偏差値40以下の家庭教師を始めようと思ったかは、きっと著書やどこかの講演会等で知ることができると思うのでここでは触れませんが、決して平坦で楽な人生を歩んでおられません。
でも、とても楽天的でポジティブな思考を持たれて、かつ負けず嫌いで、時には頑固、何か事業家としての素質とはこれだというものを見せ付けられた思いで、牛後の集まり、肩書き社会にドップリと浸ったオヤジを含めた聴衆を魅了したのでありました。

前日の旭川に引き続き、函館も冷たい雨が夜にはみぞれまじりとなり、地元のタクシーの運ちゃんも「今年は寒い・・・」と身をすくめてました。
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