ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

盗作問題

2006年06月02日 | 時事
画家の盗作問題が話題になってます。オヤジは絵はシロトですが、テレビで見る限りあれは盗作と言われても仕方ないです。
共同制作なら何故もう一方のイタリアの画家はそれを認めないのか、モティーフがいっしょでもあそこまで見た目に似た作品にはなり得ません。それが人間の個性であり、アーティストは最もそれが大切なもののはずです。おまけに似た作品が1枚だけの話じゃない。

マスコミはこれは一人の画家だけの問題ではなく、これに賞を与えた日本の文化水準の低さ、文化行政の浅さなどと安易に自虐的に批判しますが、それこそ日本のマスコミの知的レベルの低さを物語るものです。

確かにオリジナルではなかったのですから絵画としての価値は無くなるでしょうが、それが露呈するまではその絵に力があったから受賞したことは事実のはずです。
ただ、画家として一流ではなく模写家として一流だったというギャグです。そして、模写家だった人が平然と一流画家ヅラして存在できていたことが崇高な芸術のアホらしい一面なのです。

音楽の世界でもその時代には一流ともてはやされても、現在は全く有名でない作曲家や演奏家も大勢います。ホンモノかどうかは、結局歴史が証明してくれると思います。
オヤジにはオリジナルも模写もどっちも残らないように思いますけど。

そうそう、盗作問題といえば、あの何かと話題のタイゾー議員もブログで盗作を指摘されました。その後しばらく更新が無かったのですが、昨日再開されてました。これも盗作を認めたという訳ではありませんが、自分なりの個性を大事に頑張って欲しいものです。フリーターの時と違ってちょっとある人のものを参考にしている程度では済まないポジションで仕事をしているのですから。
コメント (2)
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