ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

問題の核心は

2006年06月11日 | 時事
週末のニュースワイド番組は軒並み世界第2位のエレベータ会社タタキを必死にやってました。
オヤジはこの会社のカタを持つ気はサラサラありませんが、マスコミが絶対正義を振りかざしてヒステリックにメーカー性悪説で盛り上がることに嫌悪感を覚えるだけです。

確かにこの会社側の対応にも大いに問題があるでしょう。でも、最初から悪者だと魔女狩りしようと意気込んでいる相手に対して慎重な対応になることを一概に責めることはできないなと思うのです。

もっと何が起こったのか、それまでに何があったのかをバイアスをかけずに見ることが必要です。少なくとも、諸番組の姿勢は商品そのものに欠陥があった、そして会社はそれを知っていて対応しなかったということを前提にしてストーリーを組み立てているように思えてなりません。

マスコミも営利企業ですからスポンサーの意向と無縁ではあり得ません。その点でこの会社は日本でのシェアが低く、マスコミへ広告投資も決して多くはないでしょうから、絶好の標的になったのかもしれません。
しかし、これでは本当にどこに問題があったのか、間違いなく複合だったであろう原因がどのように絡んだのか、二度と悲劇を引き起こさないための真実が見えてくると思えません。
コメント
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