<独鉄道模型大手「メルクリン」が破綻>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2009年2月5日
ドイツ・メルクリン製の鉄道模型(AP) 精巧な模型で日本でも愛好者が多いドイツの鉄道模型大手メルクリンは4日、同国内の裁判所に破産申請したと発表、事実上経営破綻(はたん)した。複数のドイツメディアが報じた。管財人の下で事業を継続し、生き残りの道を模索する。
同社の模型は鉄道模型の国際標準規格となったことでも知られるが、ここ数年はコンピューターゲーム機人気などに押され経営が悪化。人員削減などのリストラ策を進めていたが、複数の地元金融機関との融資交渉が不調に終わり、資金繰りに行き詰まった。
あるファンは「品質では世界的に評判が良いが、高価格なのが響いたのでは」と指摘した。
メルクリンは1859年創業。2006年に英投資会社に売却された。(共同)
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オヤジの世代には鉄道模型=メルクリンというくらいのブランドでした。
単純に時代の移り変わりでは片付けられないことですが、こういうところに高い金を払う人が少なくなったということは確かなようです。
鉄道模型はオヤジにとっては究極の贅沢なおもちゃだったんですが。。。
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<日本綜合地所破綻 内定取り消し学生、心中は複雑>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2009年2月5日
日本綜合地所から内定を取り消された男子学生(23)は5日、大学内で友人から破綻(はたん)のニュースを知らされた。「やっぱり。そうなってもおかしくないとは思っていた」
昨年12月の会社側の説明会では社長が直接頭を下げて謝罪をしたが、「自分たちの言い訳ばかり」で誠意は感じられなかった。今でも同社が扱う物件は好きだし、魅力も感じている。だが、「正直、こういう体質の企業には生き残ってほしくないと思った」。
会社側は内定を取り消した学生全員に補償金100万円を支払い終えたとしている。「内定を取り消されずにこの時期になって破綻して放り出されるよりは、補償金も払ってもらえてまだマシだったと思うしかない」
この男子学生は現在も就職活動を続けているが、進路は大学に残る可能性も含めて検討中だ。
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「もし」は無意味な仮定かもしれませんが、内定どおりに入社した直後に破たんしていたら、この学生は会社に対してどんな言葉を吐いたのでしょうか。
確かに経営としては破綻しましたが、見方によれば自ら変わり切れないまま潰せるもんなら潰してみろとばかりに開き直るこんな親方日の丸の会社よりも、ずっと誠実な会社のように感じます。
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<日航、政投銀に融資申請検討 数百億円超規模>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2009年2月5日
経営再建中の日本航空が、日本政策投資銀行による金融危機対応融資の申請を検討していることが4日、分かった。景気悪化に伴う需要急減で先行きの不透明感が強まる中、十分な手元資金を確保する狙いがある。数百億円規模を想定している模様だ。
危機対応融資は昨年12月に政府の新総合経済対策を受けて始まり、08年度、09年度とも1兆円の枠がある。社債発行や銀行借り入れが難しくなっている企業の引き合いが強く、大手自動車メーカーを含む数十社が既に利用している模様。政投銀は12月だけで通常分も含めて2600億円程度の融資を実行している。
日航は、昨年秋の段階では09年3月期連結決算で130億円の純利益を確保できるとしていた。だが、海外出張の手控えや観光客の急減が国際線需要を直撃。国内線や貨物も低迷しており、6日に予定する第3四半期決算の発表に合わせ、大幅な下方修正が避けられない見通しだ。
日航は昨年春、約1500億円の第三者割当増資を行い、経営再建中だ。
日航の西松遥社長は4日、全日本空輸なども加盟する定期航空協会の会長として金子国交相に航空業界への支援も要請。金子国交相は、年度内をめどに支援策をとりまとめる意向を示した。具体的には、海外に比べて割高な着陸料金の軽減などが検討課題にのぼるとみられる。実現すれば、日航の融資申請を側面支援する効果もありそうだ。
ただ日航の不振の根本原因には高コスト構造があるため、融資の実現には日航自身のさらなるコスト削減も求められそうだ。(山本精作)
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2009年2月5日
ドイツ・メルクリン製の鉄道模型(AP) 精巧な模型で日本でも愛好者が多いドイツの鉄道模型大手メルクリンは4日、同国内の裁判所に破産申請したと発表、事実上経営破綻(はたん)した。複数のドイツメディアが報じた。管財人の下で事業を継続し、生き残りの道を模索する。
同社の模型は鉄道模型の国際標準規格となったことでも知られるが、ここ数年はコンピューターゲーム機人気などに押され経営が悪化。人員削減などのリストラ策を進めていたが、複数の地元金融機関との融資交渉が不調に終わり、資金繰りに行き詰まった。
あるファンは「品質では世界的に評判が良いが、高価格なのが響いたのでは」と指摘した。
メルクリンは1859年創業。2006年に英投資会社に売却された。(共同)
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オヤジの世代には鉄道模型=メルクリンというくらいのブランドでした。
単純に時代の移り変わりでは片付けられないことですが、こういうところに高い金を払う人が少なくなったということは確かなようです。
鉄道模型はオヤジにとっては究極の贅沢なおもちゃだったんですが。。。
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<日本綜合地所破綻 内定取り消し学生、心中は複雑>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2009年2月5日
日本綜合地所から内定を取り消された男子学生(23)は5日、大学内で友人から破綻(はたん)のニュースを知らされた。「やっぱり。そうなってもおかしくないとは思っていた」
昨年12月の会社側の説明会では社長が直接頭を下げて謝罪をしたが、「自分たちの言い訳ばかり」で誠意は感じられなかった。今でも同社が扱う物件は好きだし、魅力も感じている。だが、「正直、こういう体質の企業には生き残ってほしくないと思った」。
会社側は内定を取り消した学生全員に補償金100万円を支払い終えたとしている。「内定を取り消されずにこの時期になって破綻して放り出されるよりは、補償金も払ってもらえてまだマシだったと思うしかない」
この男子学生は現在も就職活動を続けているが、進路は大学に残る可能性も含めて検討中だ。
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「もし」は無意味な仮定かもしれませんが、内定どおりに入社した直後に破たんしていたら、この学生は会社に対してどんな言葉を吐いたのでしょうか。
確かに経営としては破綻しましたが、見方によれば自ら変わり切れないまま潰せるもんなら潰してみろとばかりに開き直るこんな親方日の丸の会社よりも、ずっと誠実な会社のように感じます。
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<日航、政投銀に融資申請検討 数百億円超規模>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2009年2月5日
経営再建中の日本航空が、日本政策投資銀行による金融危機対応融資の申請を検討していることが4日、分かった。景気悪化に伴う需要急減で先行きの不透明感が強まる中、十分な手元資金を確保する狙いがある。数百億円規模を想定している模様だ。
危機対応融資は昨年12月に政府の新総合経済対策を受けて始まり、08年度、09年度とも1兆円の枠がある。社債発行や銀行借り入れが難しくなっている企業の引き合いが強く、大手自動車メーカーを含む数十社が既に利用している模様。政投銀は12月だけで通常分も含めて2600億円程度の融資を実行している。
日航は、昨年秋の段階では09年3月期連結決算で130億円の純利益を確保できるとしていた。だが、海外出張の手控えや観光客の急減が国際線需要を直撃。国内線や貨物も低迷しており、6日に予定する第3四半期決算の発表に合わせ、大幅な下方修正が避けられない見通しだ。
日航は昨年春、約1500億円の第三者割当増資を行い、経営再建中だ。
日航の西松遥社長は4日、全日本空輸なども加盟する定期航空協会の会長として金子国交相に航空業界への支援も要請。金子国交相は、年度内をめどに支援策をとりまとめる意向を示した。具体的には、海外に比べて割高な着陸料金の軽減などが検討課題にのぼるとみられる。実現すれば、日航の融資申請を側面支援する効果もありそうだ。
ただ日航の不振の根本原因には高コスト構造があるため、融資の実現には日航自身のさらなるコスト削減も求められそうだ。(山本精作)
